「姿勢良く、バランスをとって」/北海道・ニセコ町立近藤小で一輪車講習会


(2022/12/07)印刷する

 「ウォー!すごーい!」と、体育館いっぱいに大きな歓声と拍手が巻き起こりました。一輪車のインストラクターが披露する華やかな演技に、目を輝かせる子どもたち。春の運動会で一輪車競技に取り組んだこともあり、関心の高さが見て取れました。

 北海道ニセコ町にある町立近藤小学校(児童47人、古田統校長)で10月7日、ベルマーク財団主催の一輪車講習会が開かれました。財団のへき地校支援事業です。

 同小からは、「北海道の富士山」と呼ばれることで有名な羊蹄山が間近に見えます。羊蹄山は校章のモチーフにもなっています。今年、創立120周年を迎えたことから、講習会に先立って創立記念式典が開催され、参加した保護者は引き続き学校に残って講習会を参観しました。古田校長は「待ちに待った式典と一輪車講習会。とても楽しみにしていました」とあいさつしました。

 講師は日本一輪車協会の公認インストラクターの佐藤彩香さんと、数々の大会で実績を残し、現在は子どもたちへの指導を中心に活動している鈴木奈菜さん。二人とも、国内でも世界大会でも、優勝や準優勝を収めてきました。

 講習会は全校児童を対象とし、インストラクター二人の自己紹介と模範演技からスタート。佐藤さんは音楽に合わせたソロ演技を、鈴木さんも「片足タイヤ乗り」「スピン」「アイドリング」などの難しい技を繰り広げました。

 子どもたちの手を直接取っての実技指導では、講師の二人が熱心にアドバイスをしました。「バランスが大事。姿勢を良くして乗らないといつまでも上手く乗れません」と話したのは鈴木さん。佐藤さんは「運動神経の問題ではありません。毎日少しずつ、何回も繰り返して練習すると必ず上手くなります」と励ましました。


 講習の最後、子どもたち全員が大きな声で「ありがとうございました」とお礼を伝えました。講師は「これからも、みんなで教えあいながら練習を続けて、来年の運動会で披露してください」と激励しました。

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