広島県・熊野町で「ベルマークファミリー劇場眠れる森の美女」上演/300人が観劇


(2016/10/11)印刷する

 劇団東少のミュージカル「ベルマークファミリー劇場 眠れる森の美女」が10月1日、広島県熊野町の町民会館で開かれました。障害を持つ子どもや親子連れら約300人が招待され、歌と踊りがいっぱいの名作メルヘンを楽しみました。

初上演から50年以上続く劇団東少の「眠れる森の美女」

 ファミリー劇場は東少の有料公演にベルマーク財団が補助し、へき地校や福祉施設の子どもたちを招待する支援事業の一つ。この日は「放課後等デイサービスいちごの家くまの」の10人が招待されました。障害を持つ子どもが放課後に生活習慣や集団生活などを学ぶ施設です。

観客席まで降りて演じる俳優たち

 「眠れる森の美女」は17世紀のフランスの詩人シャルル・ペロー原作のおとぎ話。わがままな王女が呪いで100年の眠りにつかされ、その間、素晴らしい夢を見て美しい心に目覚めるという作品です。劇団東少がオリジナルの脚本に仕立て1965年に初上演しました。舞台では王女や貧しい料理番、白の妖精、黒の妖精らが歌と踊りを披露しました。

 熊野町は広島市の西隣りにある約2万5千人の山あいの町。特産の化粧筆「熊野筆」が有名。今年5月、オバマ米大統領が被爆地・広島市を訪問した際、贈ったところ、オバマ氏から町に礼状が届きました。この公演を担当した町職員は「小さいホールですが、俳優の精一杯の演技に子どもからお年寄りまで楽しんでくれました」と喜んでいました。

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