鹿児島・奄美市立東城小中から感謝メッセージ
(2025/03/28)印刷する
鹿児島県の奄美市立東城小中学校(笠井マリ子校長、児童・生徒22人)から、感謝メッセージと写真が届きました。2024年度に財団が支援したへき地学校のひとつです。


今回の支援ではプロジェクター、CDラジオ、卓上マイクスタンドを贈りました。「いただいたプロジェクターは明るく大変見やすいです」と話してくれたのは重丸功志郎教頭です。これまで使っていたプロジェクターはスクリーンから遠く離さなければならなく、明るさも足りていなかったことから、新しいものを希望しました。「小中併設校のため、行事を小・中で分かれて行い2台必要なときや、広い体育館で一緒に行う場面で大変ありがたかった」と具体的にどのような場面で役立ったかも教えてくれました。体育館での学習発表会では発表内容を鮮明に映し出すことができ、見ている人からも「見やすくなった」という声が聞かれ、児童・生徒が頑張った成果が伝わったことを実感できたとのことでした。
卓上マイクスタンドやCDラジオも学校行事や授業で活用していて、「貴重な教育機器を贈呈していただき、ありがとうございました」と記されていました。
奄美大島のほぼ中央に位置している東城小中学校。重丸教頭によると、地域のみどころは「海と山の両方に囲まれていること。車で10分ほどの距離に、大きなマングローブ原生林があり、カヌーで探検もできること」。
「マングローブ」は熱帯や亜熱帯といった暑い地域の、海水と淡水が入り交じる場所にある植物の総称です。マングローブ原生林は潮の満ち引きによって水面の高さが上がったり下がったりし、カヌーから見える景観の変化も楽しめるそうです。