北海道・雨竜町立雨竜中から感謝メッセージ
(2025/02/06)印刷する
北海道の雨竜町立雨竜中学校(清水一伸校長、生徒53人)から感謝メッセージが届きました。今年度のへき地学校支援対象校として、財団から大判プリンターを贈った学校です。

写真には、大判プリンターで拡大印刷した大きな用紙を持っている生徒の姿が写っています。同校では、間もなく高校受験シーズンを迎える3年生を応援しようと、生徒会が応援プロジェクトを企画しました。プロジェクトの内容について、「桜の花の形に切り取った画用紙に、在校生や教職員が応援メッセージを書き、それを大判プリンターで印刷した木に貼り付けて廊下に掲示するというプロジェクトです」と上坂亙教頭が説明してくれました。「他にも、学級の集合写真を拡大して教室に掲示するなど、有効に活用させていただき、生徒・教職員一同大変喜んでおります」とのことです。
同校は、校舎の1階が雨竜小学校、2階が雨竜中学校として使われている施設一体型の小中併設校で、上坂教頭によるとたくさんのメリットがあるそうです。「交通安全挨拶運動やレクリエーションなど、生徒会と児童会の合同での委員会活動を定期的に行っているほか、合同行事や乗り入れ授業にも積極的に取り組んでいます」と学校生活の様子を聞かせてくれました。
道央エリア、札幌と旭川の中間地点にある雨竜町。町の見どころのひとつが「雨竜沼湿原」です。湿地やそこに生息する動植物を守るためのラムサール条約に登録されており、夏から秋にかけては歩道を散策することができるそう。豊かな水源を活用した「うりゅう米」や、糖度の高い「暑寒メロン」も特産品として親しまれているといいます。