鹿児島・薩摩川内市立長浜小から感謝メッセージ
(2024/12/27)印刷する
鹿児島県薩摩川内市の市立長浜小学校(宇都宮義彰校長、児童19人)から、「パネルシアター」を使っている写真が届きました。同校は今年度のへき地校支援対象校で、財団からはパネルシアター以外にも、学習カードゲームや拡声器などのさまざまな学用品を贈っています。

パネルシアターは、布のような感触の大きなパネルに人形などの素材を貼り付けることができる教材で、音読劇の授業に活用できます。マグネットを使わず、素材を簡単に動かせるのが特長です。上山崎恭平教頭によると、市内では多くの小学校が読書活動に力を入れているそう。パネルシアターを選んだ理由を「子どもたち自身が背景を設定したり、登場人物を動かしたりできます。協力して読み上げる活動ができるように希望しました」と説明してくれました。ホワイトの表面とブラックの裏面があり、「音読劇の内容によって異なる雰囲気を演出できるのも自由度が高くて良い」とのことです。
川内港から高速船に約50分乗ると、長浜小のある下甑島(しもこしきしま)に着きます。島内には雄大な景色を楽しめるスポットが多くありますが、中でも「ナポレオン岩」は名前のインパクトも、存在感も抜群。横顔がナポレオンに見えることが愛称の由来です。ナポレオン岩について「長浜小の校区内にあるんです。長浜小の敷地内にはピンク色のカノコユリが生えていて、これも名産です」と上山崎教頭。さらに「お刺身やからあげなどいろいろな調理法があるタカエビや、お風呂に入れても使える椿油も有名です」と下甑島の魅力をたくさん教えてくれました。