熊本・上天草市立龍ヶ岳中から感謝メッセージ
(2024/12/24)印刷する
コートブラシを使ってグラウンドを整備する、教室で使う黒板拭きをクリーナーできれいに保つ、大勢の生徒にハンズフリー拡声器を使って説明する、タイマーを使って時間内に問題を解く……。
今年度のへき地校支援対象校のひとつ、熊本県上天草市の市立龍ヶ岳中学校(中嶋隆光校長、生徒51人)から4枚の写真が届きました。財団が贈った備品を活用している姿が収められています。
コートブラシ
黒板拭きクリーナー
ハンズフリー拡声器
タイマー
「長年使っていたコートブラシや黒板拭きクリーナーが古くなり、そろそろ買い替えの時期だと思っていたところでした」と話してくれたのは前田純教頭です。集団行動や体育の授業などで大人数に対して使うハンズフリー拡声器は、中嶋校長がその便利さを以前から知っており、今回の支援で希望することにしたそうです。写真には、手をふさぐことなく画面に写した内容を説明している先生の姿が写っています。
熊本県南西部の島々からなる天草地域。九州本土から向かうと、玄関口となるのが上天草市です。同校は上島にあり、すぐそばに海が広がる一方、反対側には山頂から天草の島々を一望できる龍ヶ岳があります。町では「龍神太鼓」が伝統芸能として親しまれており、同校の1年生も練習を重ね、披露する機会が多くあるそうです。