長崎・対馬市立豆酘中から感謝メッセージ
(2024/12/17)印刷する
長崎県の対馬市立豆酘(つつ)中学校(小玉史明校長、生徒11人)から、財団が贈ったモバイルプロジェクターの活用の様子を写した写真が届きました。今年度のへき地校支援対象校です。
3年生の国語の授業
プレゼンテーションの様子
サイズが小さくて軽く、持ち運びやすいモバイルプロジェクター。写っているのは3年生の国語の授業風景と、全校生徒が総合的な学習の時間でプレゼンテーションに取り組んでいる姿です。教科書の内容や、生徒がタブレットで作成した資料を映し出しています。「スクリーンに映し出される画像はクリアで文字や写真をはっきり見ることができます。また、プロジェクターを自ら操作する生徒もいました」と養護教諭の石丸あずさ先生は話してくれました。
1・2年の複式学級に、3年と特別支援学級をあわせて全3クラスの同校。石丸先生は「全校生徒がお互いに名前を認識しており、先生は細やかな指導ができるのが豆酘中の良いところ」といいます。
九州と朝鮮半島の間にある対馬海峡に浮かぶ対馬。豆酘中は対馬市の最南端にあり、3階の音楽室のベランダからは豆酘崎が見えるそうです。広く開放的な海、岩礁に打ちつける波、そして海に浮かぶ白い灯台を眺められる景勝地として知られています。
石丸先生に地域のアピールポイントをうかがうと、「豆酘地区の特産、豆酘みかんがおすすめです」と答えてくれました。暖かな気候を生かして栽培される豆酘みかんは、とても甘くておいしいとのことです。