和歌山・古座川町立三尾川小から感謝メッセージ
(2024/11/13)印刷する
和歌山県古座川町の町立三尾川小学校(児童6人、海野富士子校長)から、財団が寄贈した備品を持ってポーズを決めている子どもたちの写真が届きました。今年度のへき地校支援対象校のひとつです。
町内にある全3小学校の中で、最も児童数が少ない同校。今回の支援で、万国旗、空気清浄機、デジタルカメラを希望しました。空気清浄機を選んだ背景を、「へき地の極少数人数校のため、一人の欠席が学習活動や学校活動に大きな影響を与えてしまいます」と海野校長が教えてくれました。大いに活用し、子どもたちや職員の健康を守りたいとのことです。
また、古く色あせていた万国旗も、今回の寄贈で新しくすることができ「次年度の運動会では、鮮やかに会場を盛り上げられる」と今から楽しみにしているそう。デジタルカメラについては「学校の様子を広報したり、児童の学習活動のツールとして役立てたりと、活用していきます」と話しました。
紀伊半島の南部に位置する古座川町。町を流れる古座川には、国の天然記念物に指定されている、高さ100m、幅500mの巨大な岩「一枚岩」があり、美しい景観で知られています。今年5月、古座川周辺などを舞台に行われたのが自転車ロードレースの大会「ツール・ド・熊野」です。歩いて行ける距離にある三尾川小の子どもたちもレースを見学しました。さらに今年度は初めて、表彰式で代表児童がプレゼンターを務めたそうです。