大分・国東市立国見中から感謝メッセージ
(2024/10/30)印刷する
今年度、ベルマーク財団が支援したへき地学校のひとつ、大分県の国東市立国見中学校(末綱文雄校長、児童54人)から感謝メッセージと写真が届きました。

液晶テレビ

ハンズフリー拡声器
同校に寄贈したのは、液晶テレビとハンズフリー拡声器です。「これまで、2年生の教室にだけ備え付けのテレビがなく、授業のたびに移動させていました」と振り返るのは末綱校長。不便さが解消されたようです。タブレットなどのICT機器を活用した授業に力を入れていることから、とてもありがたく感じたとのことでした。
ハンズフリー拡声器は、腰に機器を装着するだけで、ヘッドセットマイクを通し、大きな声を遠くまで届けることができる備品です。末綱校長は「その都度マイクを持ち運ぶ必要がなく、一人の指導をしながら、その様子を全体に広げることができます。教員からも好評です」と話してくれました。
国東市は、大分県北部にある国東半島の東側に位置しています。国東半島では、「六郷満山」という文化が1300年あまり前から根付いています。神と仏が融合した「神仏習合」の考え方のもとに成り立つ文化です。国見中は六郷満山31霊場として数えられている神社仏閣からは少し離れた場所にありますが、中学校周辺にも小さな神社やお寺が点在しています。