熊本・球磨村立球磨清流学園から感謝メッセージ
(2024/10/29)印刷する
熊本県の球磨村立球磨清流学園(村山茂校長、児童・生徒156人)から、財団が寄贈した備品を使っている写真が届きました。今年度のへき地学校支援の対象となった学校です。
机の中央にあるのが「めもりタイマー」
写真に写っているのは、国語の勉強をする1年生。机の中央に置いてあるのが、今回の支援で、同校が希望した「めもりタイマー」です。残り時間を数字だけでなく、バーで表示させることができます。タイマーは各学級で活用しているそうで、「児童自身が時間を意識しながら課題に取り組むことができるようになってきています」と尾方秀臣教頭が子どもたちの様子を教えてくれました。
他に、認知機能を鍛えるボードゲームやカードゲームなども贈りました。中でも「SST(ソーシャルスキルトレーニング)ボードゲーム」は、コミュニケーション能力の向上を目指せる教材です。尾方教頭によると「以前からある教材を繰り返し使うだけでなく、新しい教材も取り入れることで、子どもたちの興味や関心をより高めることができる」との理由から希望したとのことです。
球磨村は、九州で最も大きな鍾乳洞「球泉洞」で歴史を感じることができたり、棚田百選にも選ばれている「松谷棚田」「鬼ノ口棚田」では日本の原風景を楽しめたりするほか、急流が特徴の「球磨川」でのラフティングでも知られています。先日も、3年生が総合的な学習の時間に球泉洞を訪れたそうです。長年の歴史から、たくさんの学びを得られそうですね。