京都・綾部市立上林中から感謝メッセージ
(2023/11/01)印刷する
今年度ベルマーク財団が支援した対象校で、備品を寄贈した京都府綾部市立上林中学校（北村宏司校長、生徒15人）から感謝メッセージが届きました。
財団からは、生徒用の机と椅子、ボール類などを贈りました。机と椅子は、数が不足していた音楽室とイングリッシュルームで使用しています。音楽室は、人数が多い学年は座学が難しく、他の教室へ移動して対応していました。そのため夏休みに全教職員で、棚や楽器を移動して改装。届いた机を早速搬入したそうです。
メッセージには、備品類を使っている写真とともに「大切に使わせていただきます。この度は誠にありがとうございました」とつづられていました。
京都府北部に位置する綾部市。上林中の校区内は福井県に面しています。
ホタルが飛び交う上林川と、聖徳太子が創建した君尾山光明寺があり、上林小と小中一貫教育を実施している同校では、地域の特色を生かした学習を実践。綾部高等学校・分析科学部の生徒から出題されるクイズで上林川に生息する水生生物について学んだり、京都府立大学文学部の学生、教授が実施する光明寺の石仏調査に参加したりしています。
「高校生や大学生と一緒に自然や文化財の素晴らしさを学んでいます」と椹木（さわらぎ）高弘教頭。その成果を総合的な学習の時間に発表する予定です。
