群馬・沼田市立多那中から感謝メッセージ
(2023/10/19)印刷する
今年度ベルマーク財団が支援した対象校のひとつ、群馬県の沼田市立多那中学校(宮田好子校長)から感謝メッセージと写真が届きました。
同校があるのは、群馬県の北西部、JR上越線の沼田駅から車で約30分。南には日本百名山に数えられる赤城山がそびえ立っています。2010年からは多那小学校と併設し、小中一貫校として児童・生徒あわせて45人が、1つの校舎で学校生活を送っています。
財団からは、万国旗と万国旗を飾るロープ、画用紙裁断機などを贈りました。
写真に写っていたのは、9月に実施された運動会の様子です。カラフルな万国旗のもと、小・中学生が一緒にソーラン節を踊っています。子ども達の躍動感が伝わってくるようです。今まで使っていた万国旗は、老朽化してきたため新調したいと希望しました。「会場を華やかに飾ることができました。心から感謝申し上げます」と藤井常夫教頭は話します。画用紙裁断機は、小・中学校で共有して活用しているそうです。
多那小・中では、地域の方々との交流が活発です。運動会は、保育園の園児や地域住民も参加して開催しています。ほかにも、老人会15人の方々とのグランドゴルフや、JA婦人会の方と花壇に花を植えたり、群馬県や栃木県の代表的な盆踊りの歌である「八木節」を一緒に踊ったりなど様々な活動があります。
「地域一体となって、子ども達を育む活動や交流を進めています」と藤井教頭。地域の支えが、学校の教育目標である「多那を愛し、未来をきりひらく子」の育成につながっています。