愛媛・内子町立小田小から感謝メッセージ


(2023/09/27)印刷する

 今年度のへき地学校支援の対象校、愛媛県の内子町立小田小学校(上岡教浩校長、児童32人)から、一輪車の練習を楽しむ子どもたちの写真と感謝メッセージが届きました。

 一輪車は、同校が希望した備品のひとつです。学校には限られた数しかなく、子どもたちから「台数を増やしてほしい」と以前から要望がありました。上岡校長が、新しい一輪車が届いたことを紹介すると、すぐに練習を始めた子どもたち。「すいすい乗ることができて気持ちがいい」「ぼくも一輪車に乗ることができるよう、挑戦したい」と反応があり、新品の一輪車は子どもたちのやる気につながりました。

 財団からは他に、手元の教材をスクリーンに映せる簡易教材提示装置や、サッカーボール、ドッジボールなども寄贈しました。「いただいた備品・教材は、効果的な学習や体力づくりにつながります。教育環境の整備は子どもたちの伸びや成長に大きな影響を与えます」と上岡校長は話しました。

 内子町があるのは愛媛県の中央部。町役場などがある市街地までは、松山市内から車で30分弱の距離です。同校があるのは、市街地から山あいの道に入り、さらに車を30分走らせた場所にある小田地域。

 地域の観光名所は、5年生が毎年野外活動で訪れる「小田深山渓谷」。本流だけで10kmもある溪谷です。コロナ禍になってからは日帰りでの活動にしていましたが、今年は4年ぶりに宿泊を再開しました。上岡校長は、子どもたちの様子を「暗くなってからは、キャンプファイヤーや星空観察をすることもできました。友達と寝食をともにするのはとても良い経験になったと思います」と教えてくれました。1泊2日で一回り成長できたようです。

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