北海道・函館市立南茅部小から感謝メッセージ


(2022/11/29)印刷する

 今年度のへき地学校支援の対象校である、北海道函館市立南茅部小学校(深澤昌明校長、児童152人)から、寄贈品の教材を使った写真と、感謝メッセージが届きました。

 贈られたのは、「フラッシュ教材2~6年基礎基本」と「赤白玉」280個。フラッシュ教材は、漢字の読みや四字熟語、面積の公式、地図記号、実験器具の名称などの問題をテレビモニター画面に映し、フラッシュカードのように一瞬で切り替えて表示させることができます。次々と問題が変わるため、飽きずに集中し、答えを出せているそうです。「習ったことを思い出したり、現在学習していることを繰り返し覚えたり、基礎が身についています」と坪谷正樹教頭は話します。赤白玉は来年度の運動会に使う予定とのことです。

 南茅部小は、JR函館駅から東に車で約1時間、海までは徒歩約10分ほどの場所にあります。児童の減少により、2022年4月に磨光小学校・臼尻小学校・大船小学校の3校が統合し、開校しました。最も遠い児童は約20kmの距離をスクールバスで通学しています。

 「昆布と縄文文化を学習に採り入れています」と坪谷教頭。「白口浜真昆布」は、この地域の特産品で、朝廷や幕府に献上されたこともありますが、知名度はまだ高くないといいます。そこで、どうしたら知ってもらえるのかを考える学習をしているそうです。縄文時代の文化については、世界文化遺産に登録された垣ノ島遺跡、大船遺跡を見学、勾玉作り、組みひもを作る体験をし、当時の生活を学んでいます。それを学習用の新聞にまとめて授業で発表し、理解を深めています。

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