群馬・高崎市立倉渕中から感謝メッセージ


(2022/11/18)印刷する

 ベルマーク財団が今年度支援したへき地学校、群馬県高崎市立倉渕中学校(大塚浩文校長、生徒71人)から感謝メッセージが届きました。

 同校にはワイヤレスアンプとワイヤレスチューナーユニットを贈りました。チューナーユニットは複数のマイクを同時に使うときに必要です。コンパクトで場所を選ばないという使い勝手の良さが商品を選ぶ決め手になりました。

 早速、大活躍したのが10月21日に開かれた「紅葉祭」です。文化祭では、総合的な学習の成果や器楽演奏、英語弁論、読書感想文の発表など、多くの人にわかりやすく伝えることが求められます。大塚校長は、新しいアンプについて「感度や音声もたいへん素晴らしかった」、「会場にいる人たちにとてもわかりやすく発表することができ、感動を与える素晴らしい紅葉祭になりました」と振り返りました。

 学校教育の目標を「探究・信頼・健康」と定めている倉渕中には、探究心を満たす活動が多くあります。総合的な学習の時間に1年生が取り組むのは「山里の森守りたい(隊)」の活動。ひのきの間伐や、間伐材を使ったコースター作りに挑戦します。在学中の3年間を通して、自分が選んだ楽器を練習する「一人一楽器」は、18年ほど前から続いている伝統です。

 地域をあげて開催される「道祖神の里めぐり」にも参加しています。道祖神とは、村の外から災いが入ってこないよう、村境や峠などに祭られる石仏のこと。倉渕町には77ヵ所、114尊と数多くの道祖神があり、これらをめぐるツアーが毎年開かれています。生徒は、ツアー参加者に解説をするガイドとなり、一緒に道祖神をめぐります。コロナ禍のため、今年は県内からのみの参加に制限しますが、それでも約100人が町に来てくれる予定です。

 倉渕中があるのは群馬県の西部、JR高崎駅から車で40分ほどの場所です。もともとは「倉渕村」でしたが、2006年に高崎市に合併され、高崎市倉渕町になりました。旧倉渕村は総面積の85.5%を山林が占める山間地帯で、ハイキングコースやキャンプ場があったり、ロードレース大会が開かれたりと人気のアクティビティが楽しめる自然に恵まれたところです。

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