鹿児島・徳之島町立亀徳小から感謝メッセージ


(2022/11/02)印刷する

 ベルマーク財団の今年度のへき地校支援対象校、鹿児島県の徳之島町立亀徳小学校(越間むつみ校長、児童127人)から感謝メッセージが届きました。


 財団が寄贈したのは、コンピューターミシン、鉛筆削り、ドッチビーなどの備品です。以前から使っていたミシンは不具合のあるものが多く、新しいものを買いたいと考えていたものの、予算が足りずに後回しにしていたといいます。新しいミシンは届いてすぐ、家庭科の授業で活用されました。写真にはナップサック作りに取り組んでいる子どもたちの姿が写っています。「上糸をかける順番が分かりやすい」と喜んでいたそうです。

 鉛筆削りとドッチビーは全9クラスに一つずつ配布され、授業後の休み時間に鉛筆を削ったり、昼休みにドッチビーで遊んだりと、学校生活に役立っているとのこと。メッセージには「多くの方々からいただいた思いを忘れずに、大切に使います」とも記されていました。

 鹿児島市から南西におよそ470km離れた場所に位置する徳之島は、奄美群島の島のひとつで、奄美大島に次いで2番目に大きい島です。亀徳小のある亀徳地区には、鹿児島と沖縄を結ぶフェリーが寄港する亀徳新港があります。運航は上りと下りがそれぞれ1日1便で、鹿児島からは約15時間、沖縄からは約9時間半かかります。

 学校は港から歩いて15分ほどです。海に近い場所でありながら、校舎の裏には草木が生い茂った山があり、自然に囲まれた環境といえます。校舎の前で大きく枝を広げるガジュマルの木は、学校のシンボルツリーとして親しまれています。

 「郷土の伝統を大切につなぐ授業があります」と教えてくれたのは事務職員の西久美子さん。保護者を招いて、日頃の学習成果を発表する「いきいき学習フェスタ」では、毎年5年生が「秋津港の砂糖積み」という劇を披露します。砂糖の積み出しでにぎわう亀徳港の様子を、奄美地方の方言の島口(しまぐち)を使って再現する劇です。日常会話を島口で話す活動や、三味線を教わるクラブ活動もあるとのことです。

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