東京・青ヶ島村立青ヶ島小から感謝メッセージ


(2020/10/27)印刷する

 ベルマーク財団が今年度備品を寄贈したへき地学校、東京都青ヶ島村立青ヶ島小学校(木下和紀校長)から感謝メッセージが届きました。

 子どもたちは、早速備品を使ってくれています。3年生の書写で活用されているのは、水で濡らすだけで使える書道セットです。5年生の図工では、ローラーセットを使ってカラフルな作品を作っています。ワイヤレスアンプは、9月に行われた運動会で活躍しました。下川耕史副校長は「本校は伊豆諸島の最南端にあるため、交通や物資の輸送が困難な地域です。このような贈り物は大変ありがたいです」と話してくれました。

 東京から約360kmの位置にある青ヶ島までは、まずは八丈島まで渡り、そこから船またはヘリコプターを利用することになります。本土からの直行便はありません。青ヶ島村の人口は163人で、全国で最も小さな自治体だそうです。

 村の唯一の学校が、青ヶ島小中学校です。現在、小学生7人、中学生4人が通学しています。島には高等学校がなく、子どもたちは中学校を卒業すると、進学希望者は島外へ出ることになります。

 小学校では「島踊り講習会」という毎年恒例の行事があります。「青ヶ島の島踊り」として、東京都が無形民俗文化財に指定しているものです。地域のお年寄りを学校に招き、踊りを教えてもらうそうです。

 下川副校長おすすめの特産品は、「ひんぎゃの塩」と「あおちゅう」。「ひんぎゃ」とは地面から蒸気が噴き出る穴のことを意味し、その地熱を利用して作られた塩です。「あおちゅう」は村のさつまいもを使った芋焼酎で、生産量が少ないため「幻の焼酎」としてメディアに取り上げられたこともあるそうです。

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