宮城・東松島市立大曲小から感謝メッセージ


(2025/03/07)印刷する

 児童の表情と手つきから、氷の冷たさが伝わってくるような写真が届きました。宮城県東松島市の市立大曲小学校(酒井勝則校長、児童271人)から届いた写真です。同校は2024年度の東日本大震災被災校支援の対象校で、冷蔵庫や台車、LED点滅指示灯などの備品を希望しました。

冷たい氷を取り出す児童

 新しい冷蔵庫を置いた場所は理科準備室。冷凍室と冷蔵室に分かれている2ドアタイプです。木村亘教頭によると、今まで使っていた理科の学習用の冷蔵庫が故障していたそうです。「実験のため、冷蔵庫に土などを入れることもあり、保健室や家庭科室と共通のものを使うことはできません」と木村教頭。実験で使う氷を取り出している場面を写真に収めてくれました。来年度は発芽実験の温度管理にも活用する予定だといいます。

 東日本大震災では津波による甚大な被害を受け、市内の住宅用地のうち65%が浸水した東松島市。海から約2kmの距離にある大曲小学校の校庭や校舎の1階にも津波が押し寄せました。

 現在小学校に通う子どもたちは震災当時のことを知らない世代です。総合的な学習の時間では全学年が防災について学んでいますが、今年度は3・4年生が震災を経験した地域の方による防災講話の授業を受けました。赤ちゃんを水面上に高くあげながら助けを求めた話、自分の家を貸して助け合いながら過ごした話などを聞いたり、被災したときの写真を見せてもらったりしたそうです。

ベルマーク商品

ユニトーン02(サイドファスナータイプ)

ベルマーク検収

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