岩手・大船渡市立赤崎小から感謝メッセージ
(2022/01/26)印刷する
岩手県大船渡市の市立赤崎小学校(細川佳紀校長、児童117人)から感謝メッセージが届きました。ベルマーク財団が2021年度に実施した東日本大震災被災校支援の対象校です。
赤崎小はモノクロのレーザープリンターを希望しました。職員室で校務用に使うものです。坂井ふき子副校長によると、今までは1台しかプリンターがなく、学習プリントや通信類の印刷が重なって混雑状態だったそう。それが2代目の導入で解消され、「効率的に校務を進めることができるようになりました」とのことでした。
赤崎小は以前、海に近い標高3mの地にありましたが、震災時は校舎2階の床上まで津波が押し寄せました。このため標高38mの高台に新校舎が建設され、2017年春に移転しました。スクールバスも運行していますが、「近くの子は階段を上って通ってます」と坂井副校長。
以前校舎があったところは、大船渡市出身のプロサッカー選手・小笠原満男さんらの協力もあり、市営の「赤崎グラウンド」として整備されました。今では人工芝が貼られ、クラブハウスもある立派な施設になっています。