宮城・石巻市立寄磯小から感謝メッセージ


(2022/01/07)印刷する

 宮城県の石巻市立寄磯小学校(黒須功太郎校長、児童8人)から、ベルマーク財団が実施した東日本大震災支援への感謝メッセージが届きました。今回贈ったのはアドラダー(倒した梯子状の器具)、ジュニアサッカーゴール、乾湿両用バキュームクリーナー、ポータブルステレオCDシステム、室内用壁掛け時計。メッセージには受け取った品を持った子どもたちの写真に加えて「これからたくさんサッカーをして遊びたいです」(6年・浜畑侑生くん)や、初めてラダーを使って「足が速くなりそうな気がしました」(6年・渡邉洸成くん)という感想も添えられていました。

寄贈品と全校児童たち
雪の日でも体育館でサッカー

 学校は牡鹿半島の東に突き出す寄磯半島にあります。震災時に津波は学校までは到達しなかったものの、道路が不通になり孤立したため校庭にSOSを表示、避難者らは救援ヘリを待ったそうです。保護者たちが従事するホヤやホタテの養殖も大打撃を受けました。

 いまは復興が進み、同校も海の自然を大切にする学習に力を注いでいます。今年はホヤの水揚げと殻の剥き方、袋詰めを体験しました。子どもたちは、中身を傷つけずにホヤを剥くのがとても難しいことを知って、「こんなことを簡単にやってしまうお父さんはすごい」と感心することしきりだったそうです。

 人数は少なく、隣接する他の2校と連携して修学旅行や芸術鑑賞会などの行事を実施している寄磯小ですが、「普段から上級生が下級生の面倒を見ていて、全員がきょうだいのような温かい心があふれています」と三品秀樹教頭。子どもたち全員でお互いの良いところを見つけて書き出していく「いいとこみつけの会」を学期末の恒例行事として実施しており、それが自分の良いところにも気づく素敵な時間になっているのだそうです。

ベルマーク商品

14枚 チョイス

ベルマーク検収

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