岩手・宮古市立赤前小から感謝メッセージ


(2021/12/21)印刷する

 岩手県の宮古市立赤前小学校(佐藤弘幸校長、児童28人)からベルマーク財団に感謝メッセージが届きました。同校は今年度財団が実施した東日本大震災被災校援助の対象校です。

 震災時、市沿岸部は壊滅的な被害を受けました。赤前小も海に近い立地でしたが、高台だったため直接の被害は免れました。でも一帯の避難の拠点となり、校庭には仮設住宅が作られました。2018年にそれが撤去されるまで、子どもたちは歩いて10分ほどの仮設の校庭や体育館を使っていました。この間、「子どもたちは校庭に畑を作って野菜をプレゼントするなど、仮設住宅の入居者と交流していました」と佐藤校長先生は話してくれました。

 今回の支援で同校が選んだのは、シュレッダーと、書籍「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ」。学校からは本を読む子どもたちの写真が届きました。「SDGsの取り組みが日本国内にとどまらず世界とつながっていることを学んだ」との感想が聞かれたそうです。

 赤前小は、低学年は磯遊びや稚魚放流、高学年は漁船で定置網を引くなど、地域の環境を生かした特色ある学習を心がけてきました。そのほか、読書の習慣を身につけられる読書会や体力作りのための朝・業間マラソンなども実施し、バランスの良い成長をめざしていたといいます。でも児童数の減少などから、来春から、近くの市立津軽石小学校と統合することになりました。統合後の津軽石小は児童数150人ほどになるそう。みんな新しいお友達ができて、新しい世界が広がるといいですね。

赤前小で実施されてきた(左)磯遊び(右)定置網体験

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