田村市立都路中学校からお礼状


(2014/04/25)印刷する

 東日本大震災から丸3年が経った今年3月、ベルマーク財団に福島県田村市の市立都路(みやこじ)中学校から、これまでの支援に対するお礼状が届きました。お礼状を書いたのは、4月から3年生になった生徒会長の渡辺ひかりさんです。当時小学5年生だった渡辺さんは、疑うこともなく都路中に通うと信じていました。しかし、震災が起こり、福島第一原発の事故があり、通い始めたのは同じ田村市でもずっと内陸の仮校舎、旧春山小学校でした。

 あれから3年。市が主体となり、市民や企業が連携して、地域ぐるみで除染作業が行われました。そして、この4月から都路中に戻ることができました。

 先輩たちは、都路中に戻ることなく卒業していきました。特に一つ上の先輩は一度も本校に通うことはありませんでした。

 渡辺さんの手紙は、「私たちがこうして学校生活をおくっているのは、本当にみなさまのおかげです。4月から新しい学校生活でも、この感謝の心を常に持って生活したいです」と結んでいました。生徒たちは厳しい環境の中、多くの人々の支援や応援を受けて、大きく成長したようです。

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