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2010年

奄美集中豪雨の4校、1保育所に緊急援助

 ベルマーク財団は、2010年10月下旬に発生した鹿児島県奄美地方の集中豪雨で被害の大きかった地域の学校4校と1保育所への緊急災害援助を決めました。各援助対象校が希望する20万円相当の設備品をそれぞれ12月中に届けました。
 援助の対象は、死者2人を出すなど、とくに被害がひどかった奄美市住用地区にある市小中学校(小学7人、中学3人)、東城小中学校(小学35人、中学20人)、住用小学校(49人)、住用中学校(27人)と、床上浸水して備品のほとんどが使えなくなった大島郡龍郷町の町立戸口保育所です。奄美市教委によると、学校生活はほぼ正常に戻ったそうですが、床上浸水した自宅の復旧が進まず、今も親戚宅などに世話になっている子どもたちもいるということです。

 援助内容は次の通りです。
▽市小中学校 一輪車4台、電動鉛筆削り器5台、防犯ブザー13台、スクリーン、デジタルカメラほか
▽東城小中学校 太陽電池式長波電波時計
▽住用小学校 デジタルハイビジョンテレビ、ストップウオッチ、CDラジカセ、竹馬11台、一輪車3台、サッカーボールほか
▽住用中学校 陸上競技用シューズ8足、パーソナルステレオシステム、デジタルビデオカメラ、ぞうきん掛け
▽戸口保育所 掃除機、全自動洗濯機、デジタルカメラ、竹馬、一輪車、サッカーボールなど
◇              ◇              ◇

サンタの贈り物子どもら大喜び

「乗れた」。竹馬で元気に遊ぶ子どもたち 奄美大島の東部にある龍郷町の戸口保育所には、竹馬や一輪車などの遊具・運動用具と電気製品計12品目を贈りました。昨年12月21日に行われた町立保育所の合同クリスマス会までに全部の品物が届き、子どもたちは「サンタさんからのプレゼントだ」と大喜びだったそうです。
 戸口保育所は昨年10月20日の豪雨で床上浸水し、備品のほとんどが流されたり、壊れたりしました。3~5歳児の12人が保育所に来る前から浸水が始まっていたため、幸い子どもたちに被害はありませんでしたが、保育所は子どもたちの背丈を超える90センチの水に浸かり、翌11月まで町内の認可保育所に間借りを余儀なくされました。
 プレゼントの中で一番人気があるのは6組セットの竹馬のようです。保育士の宮之原小百合さんと保育助手の新納真由美さんに高さを調節してもらい、支えてもらって子どもたちは次々と挑戦します。
 4歳の太利なごみちゃんはドッジボールがお気に入り。竹馬も乗れるそうですが、小さな声で「大きくなったらバレーの選手になるの」と話してくれました。
 龍郷町の隣の奄美市住用町にある住用小学校(渡島正広校長)では豪雨当日、49人の児童のうち48人が登校していました。午前10時ごろから雨脚がひどくなり、お昼を過ぎても大雨が続きました。

みんな集まって記念撮影=鹿児島県龍郷町の戸口保育所で
 学校近くの道路でも動けない車が見えました。住用小は市の避難所に指定されているため、渡島校長は、この様子では子どもたちのほかにも避難する人がいるかも知れないと判断。「夕食にお握りをつくろう」と、給食調理員に指示し、午後3時までに計300個のお握りを用意しました。3時半には停電、4時には断水したので、渡島校長の素晴らしい判断でした。
届いたばかりのプレゼントの品物の一部。まだ包装が解かれていないものも。右は渡島正広校長 20日夜は住用小の児童、職員のほか隣接する住用中学校、保育所、地区の人たちの計109人が小学校に避難しました。結局、23日までの4日間で延べ160人が小学校で避難生活を送ったそうです。
 住用小のホームページには、全国からの励ましや支援に感謝する児童の動画が掲載され、いまは元気を取り戻して学校生活を送っています。12月24日の2学期の終業式には、子どもたちが門子どもたちが手づくりした門松=鹿児島県奄美市の住用小学校で松を手づくりして正門に飾りました。一昨年までは職員が作っていたそうで、「明るい新年を」と願う子どもたちの初挑戦です。

≪写真上から≫
・「乗れた」。竹馬で元気に遊ぶ子どもたち
・みんな集まって記念撮影=鹿児島県龍郷町の戸口保育所で
・届いたばかりのプレゼントの品物の一部。まだ包装が解かれていないものも。右は渡島正広校長
・子どもたちが手づくりした門松=鹿児島県奄美市の住用小学校で

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市(いち)小中学校からお礼の手紙届く

市小中学校から届いた“寄せ書き” 市(いち)小中学校からは、12月27日、齋藤俊弘校長と國分慎一PTA会長名でお礼の手紙がベルマーク財団に届きました。一緒に、児童、生徒10人全員が書いた手紙と学習発表会の写真をあしらった"寄せ書き"が添えられていました。
 手紙によると、市小中は校舎や児童生徒の家庭に大きな被害こそありませんでしたが、校区内は土砂崩れによる通行止めで孤立し、断水や停電で10日間ほど不便な生活を送らざるを得なかったそうです。同校は避難場所にもなり、発電車が自衛隊ヘリコプターで校区内に運ばれたりもしました。子どもたちはようやく落ち着いた生活に戻り、学習発表会も開いたそうです。手紙にはベルマーク財団から贈られた援助品の一つ、一輪車を持つ子の写真とともに「大切に使います」のメッセージがついていました。
 また"寄せ書き"は、中央に学習発表会の様子を写した写真があり、周りに10人の子どもたちが1人ずつ「ありがとう」の気持ちを書いています。

写真は、市小中学校から届いた"寄せ書き"

(2011/01/12)

鈴木喜代春さん東奥賞を受賞

児童文学者・鈴木喜代春さん ベルマーク新聞で書評「読んでみたい本」を担当している児童文学者鈴木喜代春さん(85歳、青森県田舎館村出身)が青森県の新聞社東奥日報社が出している東奥賞を受賞、12月6日、青森市内で贈呈式がありました。この賞は、産業、学術、文化などで活躍し、青森県の発展に貢献した個人や団体に贈られており、「代表作『十三湖のばば』など青森を題材にした作品をはじめ170冊を超える著作を執筆・刊行し、児童文学の振興に功績があった」として、今回は、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャーの川口淳一郎さん(弘前市出身)らと共に表彰されました。
 鈴木さんは日本児童文学者協会会員、元日本子どもの本研究会会長。敗戦の年、1945年に青森県で教員となり、教材代わりに作った資料がきっかけとなり、青森から千葉県と続く教員生活の中で子ども向けの読み物を書き続けました。今回の受賞について「大勢の先生や友達、子どもたちに支えられ今日まで来ることが出来ました。大変ありがたいです」と話しています。

(2010/12/15)

2万冊の絵本をカンボジアなどへ、シャンティ

役目を終えて戻ってきた「すてきな三にんぐみ」(偕成社)を紹介する神崎さん(右)と佐藤さん カンボジア、ラオスなどに「絵本を届ける運動」を続けている(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)国内事業課の神崎愛子課長補佐と佐藤宣子さんが12月10日、ベルマーク財団を訪問されました。ベルマーク財団は、2000年からスタートした「絵本を届ける運動」を支援しており、進捗状況の報告や今後の助成依頼がありました。現地語の翻訳シールを張る作業が終わった約2万冊の絵本を、来年2月に船などで送り出す予定だそうです。
 絵本を届ける運動は、日本語の絵本の文字部分にカンボジア(クメール語)、ラオス(ラオス語)、ミャンマー難民キャンプ(カレン語)、アフガニスタン(パシュトゥン語)のそれぞれの国向けごとに現地語の翻訳シールを張って届けています。このシール張りは学校などのボランティアで行われており、参加するには絵本代やシール代の負担が必要(詳細はこちらhttp://www.sva.or.jp/ehon/)ですが、ベルマーク財団は年間30校分の絵本代やシール代など150万円を助成しています。今年春に届けられた絵本は23,409冊でカンボジア21,422冊、ラオス3,559冊、ミャンマー難民キャンプ2,013冊、アフガニスタン1,690冊でした。
ぼろぼろになった絵本の一部。翻訳シール(上)も昔は手書きだった 2人が持参した、役目を終えた絵本はもう一部が破れてぼろぼろになっていました。「翻訳シールはいま活字印刷ですが、最初はこの絵本のように手書きでした。こんなになるまで読んでくれているということです」と佐藤さんは話していました。ベルマーク財団は、引き続きこの運動を応援する予定ですが、参加の募集方法や時期などはさらにSVAと話し合って決めていきます。

《写真上から》
・役目を終えて戻ってきた「すてきな三にんぐみ」(偕成社)を紹介する神崎さん(右)と佐藤さん
・ぼろぼろになった絵本の一部。翻訳シール(上)も昔は手書きだった

(2010/12/10)

寄贈マークで電動鉛筆削り器など購入

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