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2012年

キユーピー工場見学

原料に、衛生に、環境にこだわった製品づくり

 1925(大正14)年、一人の日本人が人々の体格向上を願って、栄養豊富な商品を発売しました。それが国産初のマヨネーズ、キユーピーマヨネーズの誕生でした。創始者の中島董一郎(なかしま・とういちろう)さんの「良い商品は、良い原料からしか生まれない」という強い思いから生まれたのでした。
 キユーピーの工場は全国に8カ所あります。そのうちの一つ、茨城県五霞(ごか)町にある五霞工場を、財団職員が見学しました。
 工場では、マヨネーズができるまでの一連の流れを見ることができました。工場には毎日、全国各地の指定農場から厳選した卵が届きます。まず卵黄と卵白に分けられます。その時、威力を発揮するのが「高速割卵機」です。1分間に600個のスピードで割っていきます。プロのコックさんでも1分間に40個しか割れないそうですから、いかに速いかわかります。五霞工場だけで、1日あたり160万個という気の遠くなる個数を使うそうです。
 この高速割卵機は、一定の時間ごとにこまめに洗浄しています。また、一日の終わりには、分解して洗浄しています。
 マヨネーズには卵黄のみを使います。では、卵白はどうなるのでしょう。もちろん無駄にはしません。ケーキやかまぼこの材料として使います。殻も捨ててしまうことはありません。卵殻(らんかく)はカルシウム強化食品や、学校で使うチョークに。卵殻膜は調味料や化粧品に生まれ変わります。
 濾過、加熱殺菌した卵黄は大きなタンクに移され、マヨネーズに合うようにグループ会社で作った酢と、調味料を混ぜます。真空のミキ製造ラインに見入る財団職員=いずれもキユーピー五霞工場でサーの中で植物油を加えると、マヨネーズのできあがりです。
 口の空いていないボトルが流れてきました。逆さまにされ、口をカットしていきます。カットした部分がボトルの中に残らないための工夫です。マヨネーズをボトルに詰め、酸化を防ぐために空気を抜きます。まだ封を開けていないマヨネーズ、上の方に空気が入っているように見えます。実はこれ、窒素だそうです。
 ボトルにも風味を落とさないための仕掛けがあります。1枚のプラスチックのようですが、多層構造になっていて、酸素から守っているのです。
 キャップに賞味期限を印刷し、袋詰め、そして段ボール箱に入れられ、マヨネーズは全国へ旅立っていきました。
 環境に配慮した工夫は、出荷するときの段ボールにもあります。中の仕切りをなくし、厚さを5㍉から4㍉にすることで、年間330㌧の紙の量を削減したそうです。また、工場から出るゴミは45種類に分別されています。
 私たちは、最後にとりどりのキユーピードレッシングでサラダの試食をし、約1時間半の工場見学はあっという間に終了しました。原料に、衛生に、環境にこだわった製品づくりの工程を目の当たりにし、ますますキユーピーという企業とその製品を身近に感じることができました。
 キユーピーでは、全国5カ所の工場で見学ができます。予約は電話で受け付けています。キユーピーのホームページで空き状況が確認できます。

≪写真上から≫
・驚異的な速さで卵が割れていきます
・製造ラインに見入る財団職員=いずれもキユーピー五霞工場で

(2012/12/19)

「患者さんたちの癒しになれば」と個展開催

 へき地学校向けの出前教室で子どもたちにお絵かきを教える、イラストレーターの喜田川昌之さんが、10月22日から東京・中央区の聖路加国際病院で個展を開いています。
 「患者さんたちや、お世話をするみなさんの癒しになれば、という思いで開催に踏み切りました」と喜田川さん。新館2階と旧館を結ぶ渡り廊下の「第二画廊」には、新作10点を含む約30点の絵が展示されています。
 絵の中心は、喜田川さん自身が「わらべ絵」と呼ぶ作品です。「わらべ絵」とは、喜田川さんを育んだ豊かな自然や、楽しい思い出の、言わば「心の情景」を描いたものです。童謡や唱歌、遊びが1枚の絵に切り取られています。また、1文字の漢字から思い浮かぶものを描き加えて、ひとつの絵に仕上げた「感じ絵」もあります。
 病院理事長の日野原重明さんは、作品を1枚1枚丁寧に見ながら「わたしも子どもたちのために童謡を書いているのですよ。わらべ絵というのはいい言葉ですね」と話していました。
 個展は11月3日まで。29日には作品の一部を入れ替えます。

≪写真≫並んで作品を見る喜田川さん(右)と日野原理事長=東京・中央区の聖路加国際病院で

(2012/10/25)

研究成果を持って二度目の来訪

夏休みの自由研究のテーマに「ベルマーク」を選んだ小学生

 7月に夏休みの自由研究の取材のため、東京・中央区のベルマーク財団を訪れた平川愛海(あいみ)さん(千葉市の小学4年生)が、作品を披露する平川さん=東京・中央区のベルマーク教育助成財団で秋休み最終日の10月9日、研究成果を持って再び財団を訪ねてくれました。
 平川さんがベルマークに興味を持つきっかけとなったのは、自宅で購読している朝日小学生新聞「ベルマークひろば」の記事です。石川県の新郎新婦が「(東日本大震災の被災校のために)結婚式の当日、ベルマークを持ってきてください」と列席者に呼びかけたものでした。同じ年頃の子どもたちがつらい状況にあることに心を痛めていた平川さんは、これを見てベルマークが役に立つことを知り、もっと詳しく調べてみようと思いました。
 財団見学の当日、平川さんは真剣に財団職員の話を聞き、質問をし、熱心にメモを取っていました。自宅に戻った平川さんは、そのときのメモと財団職員からもらった資料を元に、一つ一つの項目をQ&A形式で仕上げていきました。
 「ベルマークのひみつ」と題したファイルには、「Q.ベルマーク運動はどこの国でやってるの」「A.ベルマーク運動をやっているのは日本だけです」。「Q.ベルマークはどのくらい集まるの」「A.大小の段ボールや封筒などで、1日平均113個、1カ月に2283個のベルマークが財団に届きます」と、大きな読みやすい文字と、写真やイラストを使い、丁寧に出来上がっていました。担任の先生からは「新聞記事を見て自分で取材をしたことは、とてもすばらしいことです」という評価が書かれていました。
 平川さんは「この自由研究をきっかけに、ベルマークを見つけるとこまめに切り取るようになりました。長く続けていきたいです」と話してくれました。

≪写真≫作品を披露する平川さん=東京・中央区のベルマーク教育助成財団で

(2012/10/11)

ベルマーク便りコンクール作品を募集

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