「防災科学教室」募集中/オンライン開催も可能
(2022/05/09)印刷する
日本は災害と隣り合わせの国です。風水害、地震、土砂崩れ、災害、噴火、雪崩など、さまざまな災害に毎年のように見舞われ、南海トラフ巨大地震の危険も迫っています。ベルマーク財団と国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)が共催する「防災科学教室」では、研究者が講師を務め、自然災害の起こる仕組みや備えなどをお話しします。リアルでの実施以外に、コロナ禍に配慮したオンライン開催も可能ですので、ぜひ開催をご検討ください。費用は無料です。
防災科研はあらゆる種類の自然災害を対象に、予測・予防、対応、回復の全ての段階について、総合的な研究開発に日々取り組んでいます。講師の一人、雪崩の研究者の納口恭明博士は、変装したDr.ナダレンジャーとしてのパフォーマンスで有名で、テレビ番組などでも取り上げられています。防災科研のHPでは、ナダレンジャーの軽妙な解説による様々な実験動画が公開されています。
対象は小・中・高等学校・特別支援学校など。災害について学び、いざという時に備える必要があるのは、子どもたちだけでなく保護者や教員も同じです。保護者・教員だけを対象とした開催も可能です。2018年度から始まった事業で、同年度に全国12カ所、2019年度は特別支援学校を含め16カ所で実施しました。コロナ禍が始まってからも2020年度は3カ所、2021年度はオンラインも含め4カ所で開催しました。
2022年度は15校程度の実施を予定しています。オンライン開催の場合は、講師と学校をつなぐほか、機器などの環境がそろえば複数の家庭とつないだ自宅学習の形での開催も可能です。ご相談ください。締切は特になく、いつでも申し込みできます。財団HPの「ダウンロード」→「各種申込書」にある開催申込書に必要事項を記入して、郵便かファクスでお送りください。応募順に実施校を決めていきます。講師のスケジュールとの関係で、希望する開催日の1カ月以上前に申し込むようにしてください。なお開催日は調整していただく場合があります。問い合わせはベルマーク財団03-5638-2320へ。
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