横須賀市立鶴久保小学校が700万点達成


(2018/11/19)印刷する

 京浜急行の横須賀中央駅からバスで約15分。坂を上った先に、横須賀アリーナや陸上競技施設がそろった不入斗(いりやまず)公園があります。その公園に隣接するのが横須賀市立鶴久保小学校(丹治美穗子校長・児童602人)。このほどベルマーク累計700万点を達成しました。1962年にベルマーク運動に参加、2010年に600万点を達成してから8年間で100万点を集めました。

 

厚成委員の皆さん。前列左から二番目が上嶋さん

 

「たくさん集まったよ!」

 鶴久保小ではPTA厚成委員会18人が中心となり、4、5、8月以外は毎月1回活動しています。年度初めに全児童に一覧表とマークを入れる封筒、厚成委員だよりを配布し、活動日に委員が全24クラスをまわって、各教室の回収箱に集められた封筒を取り出します。厚成委員だよりに「切り損ねても大丈夫!」「小さなマークは大きく切り、箱・袋のままでもOK!」「◯番のマークは洗って下さい」などと具体的に記載したところ、きれいな状態で集まるようになったといいます。

 集めたマークは切り揃え、卵パックを使って会社別に分け、透明の引き出しケースにまとめて保管し、年に2回集計してベルマーク財団に送ります。

 

クラスの回収BOXは児童が入れたくなるような明るいデザイン
休み時間に手分けして集めます

 かつてはマークが集まりすぎて集計が追いつかないという悩みがあったそうですが、「都合の良い時にボランティアとしてなら参加したい」という声があがったため、活動日のうち年3回をボランティア参加日に設定、人数を増やして活動しています。年度初めに便りを通じて呼びかけたところ、各回15~20人ほどが参加しているそうです。

 

分担して作業します
仕分けに使用する卵パック

 近隣の町内会館やボランティアセンター、スーパーなど13ヶ所にも回収箱を置いています。「子供が幼い頃から集める事が習慣になっていたので、持っていく場所が出来てよかった」という人が多く、たくさんのマークが集まるそうです。

 テトラパックやインクカートリッジも積極的に集めています。テトラパックは、給食の牛乳パックをすべてベルマーク点数に交換しています。またインクカートリッジは、学校の昇降口付近のホールに箱を置き、ペットボトルキャップやプルタブなど他の資源回収とともに常時入れられるようにしています。児童や保護者が持参し、箱がいっぱいになったら送るようにしています。

 厚成委員会委員長の上嶋優子さんは「働いていたり、幼児を連れていたりする保護者が参加しやすいよう、キッズコーナーを設け、また集まる時間を工夫するなど、少しずつ活動しやすくしていきたいです。ベルマークの仕組みや活動の楽しさをもっと知っていただき、これからも地道に集めていきたい」と話しました。

 

封筒の中身をまずこの箱にまとめます
引き出しなので、作業途中でしまうこともできて便利
いろんなバリエーションで楽しめるように
封筒にはスタンプを押して返却します

ベルマーク商品

ポケットモンスターセクション

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中