春日部市立粕壁小が1000万点達成


(2018/01/19)印刷する

自宅作業なし、年8回の活動は学年ごとに

 東武線の春日部駅から歩いて8分。春日部市立粕壁小学校は1872年(明治5)年、学制発布の2カ月後に開校した伝統校です。現在の児童数は793人です。

 地域や保護者の「粕小応援団」が通学の安全や環境、学習面まで、さまざまな形で学校に協力しています。ベルマーク活動を担うのはPTA厚生委員会の皆さんです。各学年4クラスから委員1人ずつを選出し、代表1人と各学年から副代表をくじ引きで決めます。

 

「小さいマークは、やっぱり作業しづらい」。仕分けの紙コップに小さいマークを入れていきます
学年ごとにテーブルを囲んで作業します。12月ともなると、流れるように作業が進んでいきます

 作業は極めてオーソドックスです。年8回の活動日に午前9時半にホールに集まり、学年ごとに分かれて作業します。机やいす、仕分けに使う容器の準備も学年ごとに当番を回します。活動日1週間前に児童に収集袋が渡され、担任を経由して委員が自分のクラス分を持ち寄ります。終わるのは大体、午後1時頃になるそうですが、自宅作業はありません。

 部長の藤沢智美さんは「作業は委員をやっていた人から聞きました。皆さんの協力で楽しくやっています」と言います。作業を見ていると、黙々、粛々と進んでいる印象が強いのですが、「細かい計算の時以外は、結構、いろいろおしゃべりもしていますよ」と言います。学校のことや、子どものこと、学習塾のことで情報交換の場になっているのは、どこの学校にも共通するようです。

 「近所の人が持ってきてくれる」と言う委員もいるのは、地域にしっかりと根付いた伝統校の強みのようです。発送は年に3回。

 飯塚義浩校長は「ベルマークは、まさに支え合い、助け合い。ぜひ続けて欲しい」と感謝を口にします。

 900万点から5年。県内で初めての1千万点に、「実感がわかない」と口をそろえる委員の皆さんですが、考えた結果、「次は2千万点」を目標に掲げました。

作業の終わりに、飯塚義浩校長も加わって、1000万点達成の記念撮影。「次は2000万点」が目標です
収集袋や仕分け容器にも長年の工夫が感じられます

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5社会5ミリマスリーダー入り

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中