青森市立浜田小が700万点達成


(2018/01/18)印刷する

181人のベルマーク委員が昼夜2部体制

 1973年からベルマーク運動に参加している青森市立浜田小学校(山谷尚史校長、704人)が9月に集票点数700万点を達成しました。わずか5年間で100万点を積み上げました。

 PTAのベルマーク委員会が月2回活動しています。昼間は仕事で来られない人が多いため午前10時20分から正午までと、午後6時15分から7時15分までの昼夜2部態勢をとっています。「一人一役」が決まっている中、ベルマークは人気の委員会で181人が所属しています。

 

この日は24人が集まりました
10枚ずつ貼ったものを点数計算します

 JR青森駅から車で15分ほどの場所にあります。冬は2~3㍍の積雪のため、来られない人もいますが、「なるべくその月に集めた分が終わるまで」、時間が許す限り作業して、「1枚1枚集めてくれたマークはお金と同じ」と、財団への送付も毎月しています。

 入学すると、児童に6年間使うベルマーク専用封筒を渡します。毎月15日の回収日に各クラスの担任がマークの入った封筒を集めて、クラス別の大きな封筒に中身だけを入れ替えて、職員室に置いてあるかごにまとめます。ベルマーク委員長の森山暁美さんは「先生方が協力的なので活動しやすい」と話します。

 ここからがPTAの担当です。まず夜の部で、職員室のかごを活動場所の図書室に運び、クラフトテープで仕切ったマス目に各会社の番号が書かれた透明パックをはめたものにマークを仕分けしていきます。仕切りは、一度に大勢が作業できるよう、6セット用意してあります。仕分けが終われば、ベルマーク専用棚に入れます。

 

児童と各クラス用の封筒(上)。クラフトテープでできた仕切りは、折りたたみも可能な優れもの(下)
ベルマーク専用の整理棚

 続いて昼の部がマークを枠に沿って切り、10枚毎にまとめて集計し、財団に送ります。効率を良くするために薄いマークはホチキスでとめ、分厚いマークは一列に並べてセロハンテープで貼り付けます。

 近隣へのお願いも積極的にしており、スーパーや書店、病院、ベルマーク運動に参加していない幼稚園や保育園など12ヶ所に回収箱を置いてもらい、回収しています。インクとトナーカートリッジも、近隣の文房具店などに協力してもらう分を含めて毎月3~7箱集まり、2万点を超える月もあります。

 集まった点数は毎月学校に報告し、ベルマーク預金がたまると買い物をします。昨年は運動会に使うために校名入りのワンタッチテントを購入しました。「ベルマークのロゴが入っているので、頑張って集めたという達成感を子どもたちも感じられる」という声もありました。

 森山さんは9年間ベルマーク委員を続けています。「基本的なやり方はずっと変わらないんですよ。一人ではなかなか集められるものではないので、これまで通り皆さんにご協力して頂きながら活動を続けたい」と話します。

 山谷校長は「PTAの皆さんにいつも頑張っていただき、いろいろな形で子どもたちの学びの手助けをしていただいて感謝しています」と700万点達成を喜んでいます。

 

和やかに談笑しながら、素早く作業をする皆さん

ベルマーク商品

フォン・ド・ボー ディナーカレー97g 辛口

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中