豊中市立上野小が800万点達成
(2018/01/18)印刷する
回収袋にもクイズの回答欄
大阪府豊中市立上野小学校（蛯谷みさ校長）は児童数1111人の市内１のマンモス校です。1965年にベルマークを集め始め、府内で２番目に800万点台を達成しました。
月１回の「ベルマーク週間」に、児童がベルマークの回収袋を各クラスの回収箱に入れます。事前に配るベルマークだよりにクイズを掲載。回収袋に回答欄があり、楽しみながら参加できるようにしています。
上野小PTA学級委員会の委員長の田中直子さん（中央）と、役員の國貞美智子さん（右）、濵野亜矢子さん（左）
学校の外に設置しているベルマークとインクカートリッジの回収箱。子どもたちが描いたイラストつきです
スーパーや幼稚園、公民館など約30カ所に回収箱を置き、自治会の回覧板でも収集を呼びかけています。回収箱には、児童から募ったかわいいイラストを付けています。箱を目立たせ、子どもの参加意識も高める工夫です。
校内で集まったマークの大まかな仕分けは、各クラス２人（計62人）の学級委員が自宅でします。さらに、ほぼ月１回の学級委員定例会で企業別、点数別に分けます。
ここ数年の年間収集点数は25～30万。今年はテント、電子顕微鏡などを購入しました。悩みは、委員会役員３人で分担している地域からの回収に十分手が回らないこと。委員長の田中直子さんは「インクカートリッジは引き取りを申し出れば協力してくれる事業所が多いけれど、行く余裕がなかなかない」と残念がります。
今後、期待しているのはウェブベルマークです。
「ウェブベルマークのカラー刷りチラシをPTAの全員に配れるように提供してほしい。そうすればもっと登録者は増えるはずです」
学級委員らによる仕分け・集計作業。和気あいあいとした雰囲気です
