岡山市立宇野小が800万点達成
(2018/01/18)印刷する
収集袋をきっちり配って意識つけ
岡山市立宇野小学校(藤井肇校長)は1962年からベルマーク運動に参加。800万点超えは岡山県内では初めてです。
PTAでベルマークの実務を仕切るのは、ベルマーク運営委員担当総務の目黒果恵さんと由本恭子さん。26のクラスごとに委員が1人いるほか、学年ごとに4~5人のお手伝い係がいます。
宇野小PTAベルマーク運営委員担当総務の目黒果恵さん(左)と由本恭子さん
月1回の学年集金の際、担任教諭を通じて収集袋を891人の全児童に配布し、回収します。委員とお手伝い係による仕分け・集計は年4回。仕事を持つ人も参加しやすいよう、年度初めにスケジュールを決めています。
年間収集点数は11~15万。目黒さんは「収集袋を全児童にきっちり配っていることが収集の意識付けにつながっている」と言います。
校区の自治会で集めてくれたり、個人で持ってきてくれたりするケースもあります。地域の会合で、「集めたベルマークを持っていける場所を増やしてほしい」という要望も出たそうです。
ベルマーク預金は年度ごとに使い切るようにしていて、購入品は、年度末の保護者懇談会で希望を聞き、学校側と相談して決めています。消耗品のボールなど、運動用品が多いといいます。
目黒さんと由本さんは「800万点達成はこれまでの積み重ねのおかげ。ベルマーク運動はPTA活動の中にしっかり組み込まれており、引き継いでいきます」としたうえで、「これからはウェブベルマークのPRに力を入れたい」と話しています。
おしゃべりしながらにぎやかに仕分けと集計に取り組むベルマーク委員とお手伝い係のみなさん。大切な情報交換の場にもなっているそうです。