500万点達成・愛媛県新居浜市立角野小学校
(2015/02/24)印刷する
年に2回、マークの取りまとめと集計作業/朝・昼・夜間の3班に分かれ、短時間で
愛媛県の新居浜市立角野(すみの)小学校(秦博文校長、650人)が、500万点を達成しました。県内では7番目です。年2回のマークの取りまとめと集計は、朝、昼、夜間の3つの班に分けて短時間で行うなど、参加しやすく、スムーズに作業が進められるように工夫されています。
ベルマークを担当しているのはPTA学年部(坂下紗友里部長)の6人。月初めに児童たちに回収袋が渡されて、職員室前の棚にあるケースで回収します。学年部のメンバーは、ほぼ月1回、学校の向かいにある角野公民館に集まりマークの番号別に仕分けを行い保管しています。
そうして集めたマークは、9月と2月に保護者の協力で、まとめる作業と集計をします。9月はクラス役員の約40人が、2月は1人1役の保護者のみなさんが協力します。1日を朝と昼、夜間の3班に分けて作業をします。朝の部は午前9時半~11時半、昼の部午後1時~3時、夜間の部は同7時~9時と、各2時間ずつです。保護者たちは、あらかじめ参加できる時間を伝えます。時間が選べて作業時間も区切られているため、それぞれ、家事の合間や勤めている人は退社後に参加がしやすくなる仕組みです。
2月20日にあった作業は、朝と昼の部は学校の教室で、夜間の部を公民館で行い約70人が参加しました。朝と昼の部は、マークをハサミで切りそろえながら、同一点数を10枚ずつテープで貼ってまとめていきました。10枚に届かないマークは、次回に残します。教室では手を動かし続けながら、お母さんたちの和やかな声が弾んでいました。
夜間の部は、残ったマークのまとめと、集計をしました。点数はメモに記しながら2回チェックします。さらにベルマーク整理袋と送り状に記入する際は、学年部メンバーが改めて点検するなど、間違いがないように入念なチェックが行われています。
同校は、ベルマーク便りを7月、9月、3月の年3回発行しています。500万点達成の臨時記念号も11月に発行しました。ベルマーク便りでは購入した教育設備品の紹介などをしています。
活動では、マークは1枚からでも提出してもらい、もし同一マークが10枚集まっていたらテープでまとめてもらうように伝えています。回収袋には毎回、「きれいです」「ありがとう」と手づくりのゴム印を押して、児童・保護者たちにマーク集め協力に対する感謝の意を届けています。
これまでに一輪車や竹馬ラック、サッカーボール、フライングディスクでドッジボールを行うドッヂビー、書籍など数々の教育設備品をそろえてきました。
校長の留守をあずかっていた仲公一教頭は「みなさんの積極的な活動で、児童たちが喜ぶ用具が充実しています」と話していました。
坂下部長は「ベルマーク便りで500万点達成をお知らせした後、マークの集まり具合がさらによくなっているようです。根を詰めずに楽しく活動できるように今後もしっかりと取り組んでいきたい」と話していました。
活動当日の様子は教頭先生が早速、学校のホームページの「角野小日記」のコーナーで紹介をしてくれました。