400万点達成・島田中央幼稚園


(2015/01/22)印刷する

保護者も仕分け支援/無理なく無駄なく根気よく、地道な活動展開

 自然に恵まれた静岡県島田市の私立島田中央幼稚園(五藤泰弘園長、350人)のベルマーク送票点数が約28年をかけて、累計で400万点を超えました。保護者も仕分け作業を支援しており、「無理なく無駄なく根気よく」を合言葉に地道な運動を展開し、大台到達の実を結びました。

仕分け作業は楽しいコミュニケーションの場

 ベルマーク運動を担当しているのは、保護者会の「ベルマーク委員会」(荒木和美委員長、14人)です。各クラスから委員が一人ずつ選出され、その中から委員長が選ばれます。また、各学年から副委員長が一人ずつ計3人選ばれ、編成されています。

 年度初めに、ベルマーク財団から送付された一覧表と、ベルマーク収集への協力を呼びかけるお便りを全保護者に配布します。

 毎月20日を「ベルマーク収集日」に設定して、園児たちはこの日にベルマーク回収袋を自宅に持ち帰ります。家族や知人たちで集めたベルマークを回収袋に入れ、翌日以降に児童たちが幼稚園に持参。回収したベルマークは各クラスで保管されます。

 ベルマーク委員会の活動日は年に3回。一学期は年長組、二学期は年中組、三学期は年少組の保護者の方々に依頼して集計作業を行っています。作業は、1日目に「仕分け」、2日目に「集計」、3日目に「発送」を基本としています。できるだけ効率よく作業が進むように、正副委員長の指導のもとで、みんなで協力しながら楽しく行っています。

アンパンマンの総合遊具の前で体操をする園児たち。笑顔を支えに

 点数の高いインクカートリッジやテトラパックは、保護者がいつでも持ってこられるように園内に専用の回収箱が設置されています。卒園生の保護者からも、ベルマークが寄贈されています。

 活動内容や実績は、年に4回発行の「幼稚園新聞」で紹介しています。これまでに、大型テントやマット、ボール、人形などを購入しました。幼稚園に要望を聞きながら、子どもたちのためになるものを購入しています。

 同園は、JR東海道本線島田駅から北に約1・5キロ離れた静かな住宅街にあります。近くには伊太谷川が流れ、森が広がる保育環境に恵まれた自然豊かな場所にあります。

 1950(昭和25)年に開園され、市内で最大の児童数を誇ります。アンパンマンの総合遊具が園庭にそろい、園内も明るい色調とデザインが自慢です。ソーラーシステムで冷暖房が完備され、園児たちがのびのびと過ごすことができます。恵まれた自然を利用した園外活動はもちろん、鼓笛隊やサッカー教室、絵画教室などの課外活動も盛んです。

ベルマーク委員のみなさん。荒木和美委員長(前列左から2人目)と副委員長3人(前列)を囲んで記念撮影

 荒木委員長は小学生時代にベルマーク委員を担当しました。母親になってからも、前住地の東京都調布市の幼稚園で保護者会のベルマーク委員長を務めました。島田中央幼稚園でも2年間、ベルマーク委員長を担当しています。ベルマーク運動に精通しており、仕分け作業も効率的にできるよう、改善に取り組んでいます。

 「年に3回のベルマーク集計作業は、楽しいコミュニケーションの場でもあります。子どもたちのために、困っている人たちのために、今後もベルマーク財団の『無理なく無駄なく根気よく』を合言葉に楽しく運動を続けていきたいです」と話しています。

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