400万点達成・相模原市立鶴の台小学校
(2014/12/12)印刷する
神奈川県相模原市の市立鶴の台小学校(天野和広校長、687人)のベルマーク送票点数が、1973年(昭和48年)の運動参加から41年間の累計で400万点を突破しました。
ベルマーク活動を担当しているのは、PTAの学校サポート委員会(佐藤裕子委員長)です。委員は各クラスから1名ずつ選ばれます。年度初めに「ベルマークのお知らせ」を各家庭に配布し、協力を依頼します。クラス懇談会があれば、委員から声かけもしています。
児童はベルマーク回収封筒にマークを入れてその都度持参し、クラスの回収箱へ入れます。
またインクカートリッジは、廊下にある専用の回収箱で集めています。
委員会の作業日は毎月1回、第2月曜日です。委員は10時半ごろに生活科室に集まって、マークの仕分け作業を始め、正午ごろまで集中して行います。
まず2時限目の休み時間にそれぞれ担当のクラスを回り、回収箱のマークを集めます。グループに分かれて、集めたマークを切ってアクリル製の仕分けケースに分け、点数を数えて協賛会社ごとのビニール袋に入れます。親子で作業に参加している委員もいて、小さいこどもも楽しそうです。仕分けを終わらなかった委員は、自宅に持ち帰って完了させ、次回の作業日に持参することにしています。仕分けを終えたマークは委員会で年2回、9月と3月にベルマーク財団に送付しています。
地域の人たちも協力的で、弁当販売店、コンビニ、ケーキ店などが回収箱を置いています。
名前も知らないお年寄りが、通学途中の児童に集めたマークを渡してくれることもあるそうです。
学校は、相模原市の南部に位置し、小田急線相模大野駅から約1.5キロメートル南の商店と住宅が広がる地域にあります。
教育目標は「生きる力をもった 心豊かなたくましい子の育成」。
これまでベルマークで購入したものは、CDプレーヤー、ペダルティンパニー、マイク・スピーカーセット、綱引きの綱、キーボードなど数多くあります。
毎年11月には市内の音楽ホールで学校独自の音楽発表会があり、ペダルティンパニーも活躍。
天野校長は「本校の教育設備を購入するのにベルマークは非常に役立っています。これからもコツコツとベルマーク運動に力を入れていきます」と話しています。