400万点達成 千葉県館山市立館山小学校


(2014/09/24)印刷する

ボランティアが加わり大所帯で活動

 ベルマーク累計400万点を達成した千葉県の館山市立館山小学校(早川紀子校長、418人)は、「南総里見八犬伝」で知られる館山城跡がある城山のふもとにあります。東京湾の入り口に位置し、城山からは市街や波が穏やかで海面が鏡のような「鏡ケ浦」が一望できます。

400万点達成の感謝状を囲んで記念撮影。感謝状を持つ早川校長、右へPTA会長の寺田、宇山部長

 夏休み明け最初の委員会は、ベルマーク財団から贈られた400万点達成の感謝状贈呈式から始まりました。

 財団職員が感謝状を読み上げた後、PTA会長の寺田俊弘さんへ手渡しました。財団職員から「みなさんが集めたベルマークは、学校の設備や教材になるだけではなく、購入代金の10%が財団に自動的に寄付され、その寄付されたお金で、へき地学校や特別支援学校、海外の教育環境に恵まれない子どもたち、そして東日本大震災の被災校のために使われています」と話がありました。

 それを受けて寺田会長は、「学校の設備や教材だけでなく、困っている人たちの援助に使われていることを初めて知りました。みなさまの一つ一つの小さな積み重ねが、そういったことに使われていることに誇りをもってこれからも活動を続けていただければと思います」という言葉がありました。

 続けて早川校長が「400万点という節目に当たり、保護者たちの地道な活動が一つの形として表れたことがうれしい。みなさんの協力によって、教育環境の整備の面で助けられています」と感謝の言葉がありました。

3列に並べた机で仕分け作業

 ベルマーク活動は、PTA厚生部(宇山加奈部長)の12人に、毎回20人ほどのボランティアが加わった30人前後の大所帯で行っています。

 各家庭で集めたベルマークは、毎月集金日に合わせて子どもたちが持ってきます。クラスごとに集めてもらい、それを委員たちが仕分けをする図書室まで運びます。図書室では、委員とボランティアが二班に分かれて作業します。協賛会社ごとに仕分けをする人、そのマークを点数ごとに分ける人と分担を決めています。

学校のすぐ隣には城山公園があり、館山城が子どもたちを見守っています

 近隣の店や郵便局などに協力を求めていないそうですが、保護者たちの協力もあり、毎月たくさんのマークが集まります。ボランティアで参加した保護者の一人は「ベルマークがこんなにたくさん集まるなんてびっくりしました。それだけたくさんの方が協力してくれているということなのですね」と感想を述べていました。

 同小ではベルマーク預金を使い、えんぴつ削りやボール、ラジカセを購入しました。今はデジカメ購入を目標にしています。早川校長は、子どもたちの活動の様子を広報紙に載せて、保護者たちにお知らせできればと考えているそうです。

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・けしやすい学習帳B5じゆうちょう

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
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