400万点達成・越谷市立荻島小学校


(2014/04/18)印刷する

「スタンプも集めちゃおう!」楽しみながらベルマーク集め

 埼玉県越谷市立荻島小学校(堀江均校長、634人)のベルマーク累計点数が400万点に達しました。
 1873年(明治6)年に「荻島学校」と「西新井学校」として開校した2つの学校がその後統合し、創立141周年を迎えます。1964年の運動参加から50年間、通算222回の送票で大台に乗りました。

海老沢寿子委員長(前列左)らベルマーク委員のみなさん。感謝状を持つ堀江均校長、左隣りが駒宮由希子PTA会長

 ベルマーク活動の中心は、クラスから1人ずつ出ている「ベルマーク委員会」(海老沢寿子(ひさこ)委員長)の20人のお母さんたちです。

 5月に「ベルマークだより」で運動の目的、ベルマーク袋の配布やマークの回収日、切り方の注意点などを案内し、1年間の協力をお願いします。ベルマークだよりは、年3回発行します。

 回収は6月から2月まで(8・1月はお休み)の計7回。1週間前にベルマーク袋を配布します。ベルマーク袋は各クラスの「集計かご」に集められ、回収日の朝、先生に廊下に置いてもらいます。委員がそれらを仕分けを行う地域連携室に回収します。ベルマーク袋から出されたマークはイチゴパック容器にまとめられ、袋にキャラクター「スタンプ」を押し、提出をチェックして返します。スタンプは、児童たちに楽しんでマークを集めてもらおうと、13年度から始めました。

カップ麺の出荷用プラスチック容器を使って仕分けしました

 地域の商店と地区センターにもベルマーク回収箱を設置し、協力をお願いしています。委員が年に2回、マークを回収します。
 仕分け作業は、学年別に、マークを切りそろえ、カップ麺の出荷用プラスチック容器に協賛会社別に入れていきます。容器には番号だけでなくベルマーク一覧表の商品写真も貼りました。
 仕分けしたマークは、協賛会社別にイチゴパック容器に集めます。各学年が10社ずつ、点数別に10枚ずつセロハンテープやホチキスでまとめていき、集計しました。作業は、楽しくおしゃべりしながらも、手際よく進められました。

たくさんスタンプを集めよう・・・果たしてその成果は?

 カートリッジはこの日回収した分を一つにまとめましたが、分別・送付は次回の作業としました。
 送票は、委員の帰宅後に委員長と副委員長が行います。この日の集票点数は約1万3千点、13年度1年間は8万7千点でした。

 年間すべての回収日にマークを提出した「皆勤児童」には、感謝の意を込め感謝状と感謝のしるしが用意されました。今年の「しるし」は、1~5年生に鉛筆、6年生に4色ボールペンです。海老沢委員長は「皆勤児童が前年より1割ほど増えました。協力してくれたことがとてもうれしい」と言います。委員が感謝状に児童の名前を記入、2月中に、お手伝いいただいた先生へのお礼状を添えて渡されます。

 ベルマーク預金では、掃除機、高圧洗浄機、コートブラシ、ケンステップ、アルミ製ボールかご、ドッジボールなどを購入、どれも役立っています。

 荻島小は、学校教育目標に「よく考える子、助け合う子、やりとおす子」を掲げています。学区をみると、元荒川と国道4号バイパスにはさまれた地域は宅地化が進む一方、学区の中央を流れる末田(すえだ)大用水沿いは昔からの集落が広がっています。

 子どもたちにこの土地のことを知ってもらうために、毎年11月に地域のお年よりや大学生ら100人以上を指導者に迎え、こま回しやお手玉などの伝統あそび、縄のない方などいろいろな体験ができる「ふれあいの集い」を20年も続けています。「荻島小は地域が教室です」と堀江校長は言います。また、現在「体力向上」に取り組んでおり、体育が専門の堀江校長自ら授業をするそうで、「逆立ち」は児童たちに人気だそうです。


過去の大台達成校

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・けしやすい学習帳B5こくご10マスリーダー

ベルマーク検収

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