鳥取県朝日会が米子の小学校にマーク寄贈


(2019/01/16)印刷する

 朝日新聞の販売所(ASA)でつくる鳥取県朝日会が、ベルマーク1万8924点を米子市立就将小学校(児童数約350人)に寄贈しました。新聞購読者や地域の住民らに協力を呼びかけ、約2年がかりで集めたマークで、協賛会社別の仕分けと集計も販売所長らが手がけました。

 朝日会と朝日新聞鳥取総局が中心になって進めている教育分野の支援プロジェクト「鳥取こどもみらいろ応援団」の一環。同校が長年ベルマーク運動に積極的に取り組み、県内でもトップレベルの集票実績を重ねていることから、寄贈先に選んだそうです。小椋和彦会長とASA米子中央の田中英雄店長らが同校を訪れ、上村一也校長に手渡しました。

新聞購読者らから寄せられたベルマークが、鳥取県朝日会の小椋和彦会長(右)より上村一也校長に手渡されました

 今年創立110周年を迎える同校は、大規模な校舎改修工事の真っ最中で、校庭で運動ができない状態が続いています。このため近隣の学校のグラウンドを借りるなどして、例年以上に児童の体力づくりに力を入れています。今年度はマラソン大会のコースの距離を測る器具をベルマーク預金で購入する計画です。

 上村校長は「校舎の改修で様々な備品類を買い換える必要がある中、自由に使えるベルマークの寄贈はとてもありがたい」としたうえで、「マークで購入した備品は子どもたちの役に立ってきました。今回のことを学校だよりなどで広く紹介し、学校のベルマーク運動をより活発にする呼び水にしたい」と話しています。

 鳥取県朝日会は教育支援プロジェクトとして、ベルマークの寄贈のほかに、売上金の一部を福祉施設に寄付したり、子育て講演会を開催したり、様々な活動に取り組んでいます。

大規模改修工事に伴い、校庭にはプレハブの仮校舎が

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5さんすう17マス

ベルマーク検収

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