ナックがベルマーク25万点を寄贈


(2016/05/18)印刷する

 株式会社ナック(本社・東京都新宿区)が、今年も全国200拠点、約3千人の従業員で1年間かけて集めたベルマーク約25万点を寄贈しました。

 5月17日、ビジネスサポート本部部長でCSR顧問の小岸良昭さんと、建築コンサルティング事業部所属で16年度CSR委員長の津村牧人さんが財団を訪れ、中島泰常務理事に手渡しました。マークは東日本大震災や、熊本地震への支援に使われる予定です。

 同社のベルマーク収集は「ちょいボラ(ちょっとボランティア)」というCSR活動のなかで2009年からはじまりました。1人1枚以上集めることを目標に、一覧表の配布や、社内の自動販売機にベルマーク付きの生茶を入れるなど集めやすい環境づくりを工夫した結果、1人で1万8千点も集めた人もいたそうです。今回の収集で部門・個人ともに1位となった「コンサルティング事業部 名古屋支店」には、トロフィーと感謝状が贈られるそうです。

 従業員へのフィードバックも大切に考えており、財団の取り組み状況やベルマークの使い道についても熱心に聞いていました。

 小岸さんは「誰でも継続的に活動できる点がベルマーク運動の良さです。これからも大切にしていきたい」と話しました。

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 同社は、「ダスキン」で知られる掃除用品のレンタル事業や、「クリクラ」ブランドの飲料水宅配事業、住宅事業、環境衛生事業、通販事業など幅広く展開し、快適で安心安全な暮らしを支えています。

 熊本地震の際には、益城郡にあるクリクラの工場が被害を受けながら、避難所に物資を無償提供しました。東日本大震災直後に、独自の緊急車両を手配した経験を生かし、福岡や鹿児島にある工場から避難所17拠点に、クリクラサーバー23台とクリクラボトル220本(12リットル入り、2,640リットル)をピストン輸送しました。

 地震の翌日からは、復旧した道路を利用して一般家庭や法人への配送を再開しました。熊本県はもともと水がきれいなので、ウォーターサーバーのフィルターが長持ちするそうです。

 
小岸さん(中央左)と津村さん(中央右)

ベルマーク商品

トナーカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
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