イトーヨーカ堂の寄贈マーク350万点突破
(2014/10/15)印刷する
東京で「東北かけはし」イベント
「東北と、ともにつくる、ともに歩む」を合言葉に、「東北かけはしプロジェクト」を展開しているイトーヨーカ堂(本社・東京、戸井和久社長)の10回目のイベントが10月11日、東京都江東区の大型商業施設「アリオ北砂店」でありました。イトーヨーカ堂をはじめ、セブン&アイグループは大震災被災校を支援するため、全国の店舗などでベルマークの収集運動を続けています。その点数が累計で350万点を超え、イベント会場で戸井社長が記念のパネルをベルマーク財団の中島泰常務理事に贈りました。
東北かけはしプロジェクトは、被災した企業の商品を全国に販売したり、被災地への応援をつないだりする「かけはし」になろうと、イトーヨーカ堂が2011年11月、キリンなどの協力を得ながら始めました。その一環としてのベルマーク集めは、ベルマーク協賛会社でもあるキリンビバレッジが提案・協力し、翌12年から取り組んでいます。
戸井社長はイベントで「東北はまだまだ復興とは言えません。食べて応援、買って応援、(東北を)旅して応援をしましょう」と呼びかけました。350万点突破記念パネルを贈られた中島常務理事は、被災校から届いた「支援ありがとうございます」という写真メッセージを示しながら謝意を伝えました。
イベントには、磯崎功典キリン社長や、ロンドン五輪フェンシングの銀メダリストで、宮城県気仙沼市の水産会社に勤めている千田健太さんらも顔を見せ、「プロジェクトを続けましょう」と訴えました。
イトーヨーカ堂によると、22社・200品目で始まったプロジェクトはいま、249社・1800品目に拡大しているそうです。会場では、新鮮な三陸産サンマが売られ、東北名物「ずんだもち」もふるまわれました。