「忘れてないよ」被災地の復興を願い役職員がボランティア活動


(2014/04/14)印刷する

あいおいニッセイ同和損保がベルマーク仕分け会

 協賛会社のあいおいニッセイ同和損保(本社・東京都渋谷区、鈴木久仁社長)が、東日本大震災で被害を受けた学校にベルマークを届けようと、3月5日、2013年度最後のベルマーク仕分け会を行いました。この日の作業で、カートリッジ約2万点を含む計42万7783点を仕分け・集計し、13年度1年間の収集点数は206万点に達しました。集めたマークは被災地の21校に寄贈される予定です。

仕分けを行うあいおいニッセイ同和損保の役職員。土屋光弘専務執行役員(右から2人目)と上野晋常務執行役員(左から2人目)も小さなマークに慣れない様子

 マークは全国の支店、支社から1年間に5回(4月を除く偶数月)本社へ送られます。届いたマークは役職員ボランティアによって、協賛会社ごとに仕分け、集計を行います。
 この日17時過ぎ、13年度7回目となる仕分け会に役員、社員、内定者計50人が集まりました。時間は1時間半、イチゴパック容器などを使い点数別に仕分けて、枚数、合計点数を計算します。それを「点数記入シール」に転記し、マークを入れたチャック袋に貼り付けて完了です。はさみを使わ

マークが協賛会社別、点数種類別にチャック袋に入れられ、点数記入シールが貼られました

ない作業です。大半の社員は慣れた様子で作業を進めました。見学に訪れたベルマーク財団の中島泰常務理事ら3人も途中から作業に合流しました。別室ではインクカートリッジの仕分け作業が行われました。
 作業に参加していた土屋光弘専務執行役員は「当社は地域密着型の企業を目指し、さまざまな活動を行う中で、損害保険業界で唯一のベルマーク協賛会社として、保険商品を通じた社会貢献活動を行っています。大震災で被災され、今もお困りの方が多くいることを忘れることなく、継続して被災地支援に取り組んでいきます」と語ってくれました。また、ベルマークの取り組みはあらゆるお客さまとのコミュニケーションにつながる、と話してくれたのは上野晋常務執行役員。「ディーラー、整備工場、料理飲食店など、業種を問わずベルマーク収集を提案します。いつでもどこでも誰もができること、そして集めたベルマークを当社がお預かりして、どこの学校へ届けどう役立ったかが見えることから、多くの企業が賛同し、協力してくれます。今ではベルマークサポーターは2000社を超えました」と話してくれました。

別室ではインクカートリッジの作業が行われました

 仕分け会にはできるだけ参加するという社員の小野寺彩子さんは、「被災地に直接行って支援することは時間的に難しいですが、こういった活動ならできます。“忘れてないよ”の気持ちで取り組んでいます」と言います。
 内定者には、人事部サイトで今回のボランティア作業を案内しました。参加者の一人、後藤佑理さんは「よい取り組みだと思ったので、すぐに参加を決めました」と話し、また放送部の活動を活かして絵本の吹き替えボランティアをした経験がある渡邊麻実さんは、「復興支援のお手伝いもしたかったし、これから一緒に働く社員の方と交流できることも参加した理由の一つです」と話してくれました。14年度もこの取り組みは続けられます。

ベルマーク商品

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ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中