「被災地のため」と1カ月で1万点/町田市立南第四小


(2019/03/12)印刷する

 災害の被災地の学校に役立ててもらおうと、東京都町田市立南第四小学校(宇田陽一校長、児童544人)では、1カ月弱で1万3403点のマークを集め、その全額をベルマーク財団の友愛援助に寄付しました。

 発案は、同小のベルマーク活動を担っているPTA校内部。昨年は豪雨や地震などの自然災害が頻発したのを受け、被災地の学校のためになる活動を、と「ベルマークを集めると、ボランティア活動が出来る」との趣旨をかかげ、昨年11月5日から30日までを期間に設定して、被災地の学校のためにマークを集める活動を始めました。

 PTAのお知らせで1カ月前に保護者に呼びかけたほか、5日には宇田校長が全校朝会でボランティアについて話す中にこの活動をとりあげ、パワーポイントで「ベルマークでひさいちをおうえんしよう」の文字を大スクリーンに映し出し、児童に参加を呼びかけました。昇降口には協賛会社の番号ごとに分かれた回収箱が並び、PTAや子どもたちによる手作りのベルマークポスターが貼りだされました。集まったマークの点数を公表する掲示板も作られました。

 こうして全校が一丸となった取り組みが実って、結果として1万点を超すマークが集まりました。

 校内部の山本智美さんは「多くのマークが集まったことは、とても意識が高く、素晴らしいことだと実感しました。学校や保護者の協力なしには成功できない事です。被災地へ目を向けるきっかけになり、目標に向けてみんなで活動することの大切さを学ぶことができました。我が校の想いがこもったベルマーク募金をよろしくおねがいします」と言います。同校の高橋伸嘉副校長は「PTAの方から色々とアイデアを出して下さいました。この活動が、また来年以降につながっていってくれたらいいですね」と話してくれました。

 ありがとうございました。その想いは必ず被災校にお届けいたします。

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