千葉・柏市立中原小「ベルマークボランティア」が財団見学


(2018/12/18)印刷する

 柏市立中原小学校の「ベルマークボランティア」の門永千尋さん、今吉加奈子さん、﨑谷紀子さん、鹿田伸枝さんが12月13日に財団を見学しました。4人の皆さんは代表として、いつも一緒に活動をしています。

 中原小はベルマークを毎月送付、毎年お買いものをしており、今年度は財団の「教育応援隊」のひとつ「防災科学教室」にも参加しました。

 児童のリサイクル委員会があり、活動の一環としてベルマークの回収をしています。それをPTA室に持ってきてくれるのですが、そこから先の仕分け・集計をボランティアの皆さんが担当します。毎年4月にボランティアを募ります。仕事をしており学校に来づらい人でも参加できるよう、自宅作業者を募集しますが、同小の児童数667人に対して登録している保護者はなんと100人を超えるそうです。

 送ったベルマークがどのように確認されているのかに興味を持ち、見学を申し込んでくれた皆さん。ベルマークを確認する検収作業と、ベルマークが保管されている倉庫を見ていただきました。

 倉庫にたくさんあるダンボールを見て「マークは年に何回ぐらい送ってくる学校が多いですか?」、ちょうど郵便局員が配達に来たのを見て「今度はレターパックで送ってみようかな」、ベルマーク送り状を見て「インクカートリッジは個数を書くものですか?テトラパックは点数だけでいいのですか?」、お買いものに関しては「ガイドに載っていないもので注文されたものはありますか?」などと、実用的な質問が次々と飛び出します。

 ボランティアである以上、皆さんはいかに手間を少なくするかを考えています。昨年まで台紙に貼っていましたが、今年からは集計後はマークをバラバラのまま整理袋に入れるようにやり方を変えたそうです。また作業は午前中には終わるよう心がけています。

 仕分け作業は楽しみながらしてくださっているそうで、「学校に足を運ぶ機会になるのもいい」とベルマーク活動の魅力を語ってくれました。

 財団には、預金で学校用品を購入するだけでなく、ソフト面で子どもたちに感動を届ける「教育応援隊」という企画があります。今年度からは国立研究開発法人・防災科学技術研究所と共催で「防災科学教室」をはじめました。中原小で開かれた防災科学教室の講師は、Dr. ナダレンジャーこと納口恭明さんと、助手ナダレンコこと罇優子さん。当日、お手製のベルマークの腕章を身に着けて出迎えた皆さんの姿を、罇さんが写真に撮っていてくださいました。それを最後にご紹介します。

ベルマーク商品

日清焼そば

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中