全国1位の倉敷市立児島小学校を表彰


(2018/06/29)印刷する

第44回 ショウワノート ベルマークキャンペーン

 岡山県倉敷市の市立児島小学校(樋口治校長、児童767人)で6月13日、協賛会社ショウワノート(ベルマーク番号53)によるベルマークキャンペーン全国1位表彰式がありました。同社の片岸茂社長から、PTAベルマーク推進部部長の片山良美さんに表彰状が、また児童代表の6年生、井上大虎(いのうえ・たいが)くんには記念品が贈られました。

 

記念品贈呈は6年生の井上大虎くんに

 

児童代表であいさつする6年生の河田旭乃佳さん

 今回が44回目というこのキャンペーンは、「ジャポニカ学習帳」など同社のノートについているベルマークを、1年間でどれだけ集められるかを競います。児島小学校は2017年、1万4418点のベルマークを収集。今回は他に1万点台に乗せた学校はなく、児島小は2位に5000点以上の差をつけての全国1位となりました。

 片岸社長はあいさつで、ジャポニカ学習帳の表紙を飾る花の写真は、そのために写真家が世界各地を尋ねて撮影していることを説明。「世界にはこんなものもあるんだ、とみんなに発見してもらうために作っています。来年もぜひ1位をめざしましょう」と話すと、児童たちは大きな声で「はい!」とこたえました。

 記念品は、新作絵本セットや日本の歴史全23巻などの書籍です。もう一人の児童代表、6年生の河田旭乃佳(かわた・このか)さんは、「たくさんの本をありがとうございました。みんなで読んでいきます。ベルマークを集めることで、クラスや学校がまとまりました」とお礼を述べていました。

 

 実は、ぶっちぎりの全国1位には秘密がありました。昨年度までPTAベルマーク推進部の部長を5年間務めた道久理恵さんによると、昨年度は強化活動としてショウワノートのキャンペーンをとりあげ、各教室にマークを貼る表を掲示し、さらに多く集めた優秀クラスの表彰も始めました。これが児童の関心を大いに集め、「家庭で眠っていた古いノートのマークまで掘り起こす効果となった」ということです。道久さんには翌日に岡山であったベルマーク説明会で、この1位獲得も含めたベルマーク活動体験を発表していただきました。詳しいことは財団HPでご覧ください。

 

片岸茂ショウワノート社長から片山良美・児島小PTAベルマーク推進部部長に表彰状が手渡された

 表彰式の後の懇談では、180度水平に開くことができるというショウワノートの新製品が話題になりました。数年前にツイッターで「おじいちゃんのノート」として評判になった東京・北区の中村印刷所とコラボした製品。この技術が色々な商品にも応用されたら……と夢は広がり、話が弾みました。

 ショウワノートでは現在、第45回ベルマークキャンペーンを実施中です。2018年1~12月にベルマーク財団で検収したショウワノート・ベルマークの点数を競います。特別に応募する必要はありませんが、年内に検収を終えるには10月中くらいまでに財団にマークが届くようお願いします。3000点以上を獲得した小学校が表彰の対象で、1位校のほか、全国を8ブロックに分け、各ブロック1~3位にも記念品を贈ります。発表はベルマーク新聞及び財団HPで。詳細はショウワノートHP。マークを貼りつけるシートも同社HPからダウンロードできます。

 

贈呈された本を前に記念撮影。右端が片岸茂ショウワノート社長、その隣が道久理恵・元児島小PTAベルマーク推進部部長

ベルマーク商品

ミルクチョコレート 50g

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中