ベルマーク町民講座を開催
(2014/11/18)印刷する
愛知県阿久比町 支援の声数々 東海地方の自治体で初めて
愛知県阿久比町主催の町民講座「くらしの講座~ベルマーク運動について」が、同町勤労福祉センターで開かれ、町民約50人が出席しました。自治体がベルマーク運動をテーマにした講座を開催するのは、東海地方で初めて。町民からは「ベルマーク運動を町民として支援したい」という声が相次ぎました。
同町建設経済部産業観光課では、10年以上前から、町民の暮らしに関わるテーマで、「くらしの講座」を開催してきました。今回は、東日本大震災の被災校への支援などにも力を入れているベルマーク運動の仕組みを知ろうと、開催することにしました。
講座では、ベルマーク財団の職員が、パソコンとプロジェクターで、ベルマーク運動をわかりやすく紹介したDVDや震災被災校から届いたお礼のメッセージビデオなどを紹介。ベルマーク運動の意義や仕組み、東日本大震災への支援状況、ウェブベルマークなどを説明しました。町民たちは、熱心に耳を傾けました。
質疑応答では、「ベルマーク運動を町民として支援したい。寄贈方法を教えてほしい」「PRビデオを貸してほしい。周りの仲間たちに、活動の意義を伝えたい」「町民がよく利用する郵便局や農協などを運動の窓口にしたらどうか」などの熱心な質問や貴重な提案をいただきました。
会場の入り口には、ベルマークで支援を呼びかけるパネル数点が展示されました。東日本大震災の支援にベルマーク運動を通じて活動している地元デンソー阿久比製作所のボランティアグループから提供されたものです。
町民たちは、講座にあたり、家庭で集めたベルマークを持参して来場しました。
講座担当の同課主査の新海美智さんは「身近にあるベルマーク。どのようにしたら、社会的にお役に立てるのか。大変、よく理解できる講座になりました。ベルマーク運動に対する町民の方々の理解が深まり、発展のために少しでもお役に立てれば」と話しています。