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迫力あるミュージカルに大きな拍手 宮城・本吉町でベルマーク劇場

 日ごろ演劇などの芸術に触れる機会が少ない地域の子どもたちに、生のミュージカルを楽しんでもらおうと3月7日、宮城県本吉町のはまなすホールで「ベルマークファミリー劇場」(本吉町、本吉町教育委員会、ベルマーク教育助成財団主催)が開かれました。演目は「白雪姫」。約200人の親子らが迫力のある舞台を観賞しました。 7人の小人たちと白雪姫
 ベルマークファミリー劇場は、商業ベースでは公演が難しい地域を対象に2000年度からベルマーク財団が一部を助成して開き、へき地学校や福祉施設の子どもたちも招いています。この日は、複式学級で勉強している本吉町小金山の馬籠小学校(児童23人)の全校生徒が招待されました。
 子どもたちは、劇団東少の皆さんの歌や踊り、ドライアイスや大音響を使った演出に驚いたり、笑ったりしながら見入っていました。7人の小人たちが客席の後ろから歌いながら登場する場面では、一緒になって踊っている子もいました。 白雪姫や王子さまと握手や記念撮影して笑顔の子どもたち
 終わった後は、出演者が会場出口に並んで子どもたちをお見送り。子どもたちは、白雪姫や王子さまと握手をしたり、記念写真に納まったりして、いい思い出になったようです。劇団東少の相羽源之助プロデューサーは「森や水を大切に、というメッセージも盛り込んだ作品になっています。生の舞台の感動を、1人でも多くの子どもたちが覚えていてくれたらうれしいですね」と話していました。

《写真上から》
・7人の小人たちと白雪姫=舞台から
・白雪姫や王子さまと握手や記念撮影して笑顔の子どもたち =いずれも宮城県本吉町のはまなすホールで

(2009/03/10)
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