ニチレイの「キッザニア東京」、世界でたったひとつの冷凍食品


(2017/03/29)印刷する

 子どもが仕事を疑似体験できる「キッザニア東京」に、協賛会社に新規加入したニチレイ(ベルマーク番号88)がパビリオンを出しています。世界でたったひとつの冷凍食品作りに子どもたちの歓声が響きます。

「どれにしようかな」チャーハンの具材選び
あっという間にスノードライの出来上がり

 キッザニアで仕事体験ができるのは3歳から15歳まで。ニチレイは2006年のキッザニア開業当初から参加しています。3月中旬は卒園した親子連れで賑わっていました。ニチレイのパビリオン前には、ユニフォーム姿の子どもたちが一列に並び、中に入っていきます。「グッドイブニング」と、スタッフが迎えてくれます。「グッドイブニング」と元気に挨拶を返します。キッザニア東京は、いつでも「夜の街」です。

 3月はピラフか、チャーハンのどちらを作ります。まずはしっかり手を洗います。

 次は材料の準備です。色鮮やかな具材、えび、チャーシュー、ウインナー、ミックスベジタブル、ねぎの中から、カップ一杯分の好きな具材を好きなだけ入れて袋に入れます。アツアツの炊き立てのごはんも入れます。温かいごはんを使うのが美味しく仕上げる秘訣です。その後で急速凍結して旨味を閉じ込めます。

笑顔のすてきなスタッフ。左からサトミンさん、アーヤさん、ウサキさん

 次に具材とごはんを一瞬で凍らせるために、ドライアイスをさらさらの粉末にしたスノードライを準備します。目を守るために全員がゴーグルをつけて、低温やけどをしないように手袋をはめます。全員で「3、2、1」とカウントダウン。「スイッチオン!」でボール一杯にスノードライが出来上がりました。

 スノードライマシーンの中の温度はマイナス78.5度。

 具とごはんが入った袋に、スタッフがスノードライを混ぜて渡してくれます。子どもたちは、具とごはんの入った袋を、シャカ!シャカ!シャカ!と縦に強く振りはじめると、袋がプ~と膨らんできます。袋の入り口を押さえている指を少し弱めると、白い煙のようなものが勢いよく吹きだします。空気中の水蒸気が冷やされて液化した水です。白い煙が出なくなった袋を、そーっとのぞくとごはんがパラパラのまま凍結されていました。完成です。

 「あっという間に凍っちゃった」「チャーシューいっぱいで美味しそう」と聞こえてきます。スタッフが世界でたったひとつの冷凍食品を小さな紙の箱にうつして、電子レンジで温めて、一人ずつ渡してくれました。


写真左「ぼくたち双子です」左から佐藤渉(わたる)君と駆(かける)君      写真右「4月から小学生です」左から平岡来斗君、阿部瑠偉君、大山温未君

 双子の佐藤渉(わたる)君と駆(かける)君(5才)は、口を揃えて「楽しかった」と話しました。

 埼玉県吉川市から仲良し3人組で参加した平岡来斗君(6才)は「作る時ドキドキしちゃった」とニッコリ。「早く食べた~い。美味しそう」と顔を箱にくっつけているのは阿部瑠偉君(6才)。大山温未来君(6才)も「おもしろかった」と話しました。

 キッザニアでは、働いた仕事に応じて給料として専用通貨「キッゾ」がもらえます。買い物をしたり、銀行でキャッシュカードを作ったり、レンタカーを借りて専用サーキットで運転することができます。

 ニチレイのパビリオンは1回の体験が定員6人で、約30分。5キッゾと自作のピラフか、チャーハンがもらえます。

 キッザニア東京は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅の最寄り出口「2番」から徒歩8分、ゆりかもめ「豊洲」駅から徒歩8分のアーバンドッグららぽーと豊洲内にあります。営業時間は午前9時~午後3時と午後4時~9時で、不定休です。

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