キユーピーと品川女子学院がコラボ商品


(2015/05/14)印刷する

「おしゃれ」な朝食で朝型生活めざす

最優秀賞チームの3年E組5班の生徒たち
 ベルマーク協賛会社のキユーピー株式会社(ベルマーク番号07)が、東京都品川区にある私立中高一貫校の品川女子学院と共同で開発した「品川女子学院&キユーピー パンで焼きたて アップルパイ風」を5月15日、発売します。品川女子学院の教育活動の一貫として商品開発の授業を行い、最優秀賞のアイデアをコラボ商品化しました。「のっけて、手軽に、プチ贅沢」をコンセプトに、食パンにのせて焼くタイプのりんごスプレッドです。ネット通販で6000箱限定販売されます。(1箱4個入り・850円=税抜き)

100個に1個ハート型にカットしたリンゴが入っています

 発売に先立ち、同社の仙川キユーポートに最優秀賞に輝いたチームの生徒が全員集合して、商品発表会が行われました。発表後には試食会が開かれ、会場では生徒が作成したオリジナルCM動画が流されました。

 今回の取り組みは、学院の「28プロジェクト」に同社が共感をうけたことをきっかけに始まりました。「28プロジェクト」とは28歳になったとき、結婚や出産をしても社会で活躍し続ける女性を育てることを目標に、中高6年間でさまざまな取り組みをする教育活動です。漆(うるし)紫穂子校長は、食育はこれから社会を支えていくためのしっかりとした体づくりと、自分が将来産む子どものための準備という二つの意味があると言います。「女性に人気の食品会社とコラボレーションをすること、その中でも女性の社員と交流をもつことで、生徒たちが自分の中にロールモデルを持つことができるよう期待しています」と話していました。

 いままで、おもに主婦向けに商品を開発してきたキユーピー側にも、たくさんの気づきがあったと言います。2014年4月から10月にかけて、11時間の授業を通して生徒と商品開発を行った同社マーケティング本部開発企画部企画チームの小堀貴子さんは、「実際に女子高校生から自分たちが食べたいもののアイデアを出してもらうことで、ニーズを探ることができました」と話しています。食べたい、欲しいという気持ちに正直で純粋な姿勢で、“おしゃれな朝食だと食べる気もおきる”など生活に直結した発想力は社内ではなかなか得られないものだそうです。「今後スマホやライン、SNSを活用して、若いファンを増やしていきたいです」と今後の展望も語っていました。

 品川女子学院は1994年からベルマーク運動にも参加し、2014年には東日本大震災の被災校に友愛援助寄付をしました。収集や集計・ベルマーク点数の使い道も、生徒の判断にゆだねられています。

キユーピーの公式ラインアカウントはこちら
(ページ右上のバナーをクリック)
http://www.kewpie.co.jp/friends/
生徒作成のCM動画が見られます
http://www.shinagawajoshigakuin.jp/


ベルマーク商品

ゴールデンハヤシライスソース193g

ベルマーク検収

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