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「ドコママ愛媛」が松山盲学校にベルマーク13万点寄贈

「点字タイプライタ―購入に」マーク使った子育て支援で成果

 子育て支援情報サイト「ドコママ愛媛」は1月20日、「最新式点字タイプライター購入に使ってください」と愛媛県立松山盲学校にベルマーク13万点を寄贈しました。子育て支援とベルマーク運動を結びつけ、会社、ベルマーク13万点を贈る浮田茂男ネットグローバル社長(右)と受け取る三好京子・松山盲学校PTA会長=愛媛県庁で百貨店、保育園、大学、自治体などを巻き込み、独自に収集、集計する大がかりな「ベルボラ愛媛」運動を展開して2年の成果です。
 贈呈式は愛媛県庁内であり、ドコママ愛媛を運営するネットグローバル社の浮田茂男社長が集計済みのベルマーク13万点を、松山盲学校PTAの三好京子会長に手渡しました。三好会長は「一人ひとりの気持ちが子どもたちのために集まって、本当にありがたい」と感謝していました。
 購入予定の点字タイプライターは軽量で持ち運びに便利。同校では鉄製の重いものしかなく、最新タイプは学校にとっても念願でした。今回のベルマーク運動は当初、手に優しく録音なども出来る機能的な電子点字機を贈ろうということで始まりましたが、最終的には学校側の要望もあり、今回寄贈の最新式点字タイプライターになりました。
 同校に寄贈した13万点は、2008年秋から2010年11月までに集めたもの。他に集計ずみの1万5千点もベルマーク財団に贈られました。また、この寄贈分のほかに、今回集めたベルマークのうち5万点分ほどが脱退企業分=無効と分かり、関係者はその多さに驚いていました。家庭で眠ったままになっている「引き出しベルマーク」を、どのようにして出してもらい、有効に使うかも今後の課題です。
商店街に置かれた大きなベルマーク回収箱=松山市内の銀天街で 「ドコママ愛媛」はIT部門のほか県内全域にフリーペーパー「子育て情報誌」5万部を発行しています。ベルマークに取り組むきっかけは、ドコママのママさん記者がベルマーク運動説明会に参加して感銘、「ベルマークを介して子育て支援のネットワークを広げることができるのではないか」と考えました。
 運動を展開するに当たり、ベルマークのほとんどが捨てられている現状に着目しました。県内の未参加企業、団体、自治体などを巻き込み収集し、仕分け集計など活動を分業化する独自のシステムを作りました。その運動は「ベルボラ愛媛」と評され、子育てとベルマークをドッキングした地域活動として注目されていました。
 「ドコママ愛媛」によると、収集に協力する企業、団体は愛媛県内の朝日新聞販売店、西条商工会議所女性会、専門学校、保育園など。子育て支援とベルマーク運動の拠点になっているネットグローバル社=松山市内で回収ボックスを設置しているのは三越松山店、愛媛県庁、今治市役所保育課など。なかでも松山市の中心商店街、銀天街入り口にも大きな回収箱が通路の真ん中に置かれ、通行人の目を引いていました。仕分け整理は聖カタリナ大学の学生やNPO法人「こころ塾」などに協力を仰ぎました。
 浮田社長は、今後の取り組みの目標に①県内全域から松山への回収ルートを確立するため自治体の協力が必要②町内回覧版の仕組みが残っていることから、回覧版に回収封筒を地域の学校用とベルボラ愛媛用の2つを回す③「会社のごみ箱からベルマークを救い出す」強化策――をあげ、具体化していきたい、と話しています。
 「ベルボラ愛媛」活動の初回は松山盲学校への贈呈でしたが、今後は同校を含め県内の特別支援学校関係を対象にしていくそうです。

《写真上から》
・ベルマーク13万点を贈る浮田茂男ネットグローバル社長(右)と受け取る三好京子・松山盲学校PTA会長=愛媛県庁で
・商店街に置かれた大きなベルマーク回収箱=松山市内の銀天街で
・子育て支援とベルマーク運動の拠点になっているネットグローバル社=松山市内で

(2011/01/25)

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