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介護の現場でベルマーク集め

石巻の「ぱんぷきん」、利用者とともに取り組む

渡邊俊雄社長 宮城県の石巻地域で訪問介護サービスや介護タクシー、配食サービス、グループホーム、有料老人ホーム、デイサービスなど総合在宅介護サービスを手がけている「ぱんぷきん株式会社」(渡邊俊雄社長)が、従業員180人と施設の利用者、取引業者などとベルマーク収集活動に取り組んでいます。
 一昨年の秋、ベルマーク協賛会社のあいおいニッセイ同和損保から、ベルマークを集めて震災被災校を支援する「ベルマークサポーター」になりませんかと、提案を受けたのがきっかけです。渡邊社長と渡仕分け作業をするベルマーク委員長の阿部慎之輔さん邊智仁常務は「地域で事業を営むわれわれが、地域に対してできることを実行する」と共感して取り組みを決め、昨年4月には全8拠点・12部門で本格的に開始しました。
 総務部の阿部慎之輔さんが「ベルマーク委員長」となり、ホームページで呼びかけたり、ベルマーク一覧表やベルマーク付き商品を30社以上、写真付きで紹介したオリジナルチラシを作成しました。同損保にも相談しながら、さまざまな工夫をして取り組んでいます。この3月末までに集めた点数は、1万2394点にもなりまヘルスケアショップぱんぷきん倶楽部の中川洋枝主任(左)と佐々木由美子さんす。このマークは同損保とベルマーク財団を通して被災校に贈られます。
 阿部さんは、毎月15日に各拠点を車で回り、ベルマークを回収します。本社へ戻るとすぐに仕分け・集計です。獲得点数は拠点ごとにグラフにして毎月20日の会議に提出。そこで順位がわかるため、各拠点長は1位獲得に真剣になってきたそうです。「ヘルスケアショップぱんぷきん倶楽部」の中川洋枝主任は、「いつかは1位を獲りたいと思い取り組んできました。2月は400点を集めることができ、見事に初の1位となりました。また1位を目指したい」と嬉しそうに話してくれました。
 「デイサービスセンターぱんぷきん」では、デイサービス利用者やその家族にもベルマーク持参の呼びかけを行っています。たまったマークは月に2回ほど、利用者と職員が一緒に、はさみで切ったり台紙に貼ったりしています。さらにできる人には点数計算も行ってもらっているそうです。
デイサービスセンターぱんぷきんで台紙にベルマークを貼る利用者 台紙を作ったベルマーク主任の武田祥子さんは「ベルマークの整理は、デイサービスの一環です。高齢者のリハビリ効果も期待できると思います」と語りました。また実家が女川町のお寺であることから、檀家にもベルマーク収集を呼びかけ、協力してもらえたそうです。
 「女川ステーション」では毎月コンスタントに300点前後を集めており、1月と3月に1位を獲得しています。渡邊社長によれば、震災で住宅の7割が流された女川町では、職員自身も被災しており、仮設の集会場で地域の利用者の方やその家族にメッセージを伝えたことが、ベルマークを持ち込んでくれる動きにつながっているそうです。
 渡邊社長が介護事業を始めたきっかけは、20代のころ、トラックを運転中の事故で3年間も入院したことです。病院の看護師の心のこもった仕事ぶりに、相手の立場を思いやることの大事さを痛感したそうです。「介護予防は食事からと言いますが、当社の配食サービスは、ヘルパーが瀬戸物の器で食事を届けて、安否確認も行っていることが特徴です。石巻市内の配食サービス利用者の80%が当社のお客さまです」と、思いやりのサービスの成果を説明されました。

≪写真上から≫
・渡邊俊雄社長
・仕分け作業をするベルマーク委員長の阿部慎之輔さん
・ヘルスケアショップぱんぷきん倶楽部の中川洋枝主任(左)と佐々木由美子さん
・デイサービスセンターぱんぷきんで台紙にベルマークを貼る利用者

(2013/05/24)

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