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6月12日(水) 埼玉県・熊谷

熊谷市立熊谷西小学校

藤井一久PTA会長
厚生委員会の小川きみ代さん
天野敏美さん
岡田君江さん
PTA本部担当役員の落合浩子さん
(左から)
6月12日 熊谷

5、6年生が仕分け、敬老会もお手伝い

 熊谷西小学校は市内でも交通量の多い「さいたま博通り」沿いに南北に広い通学区となっており、市役所や郵便局、中央公園などの公共施設、八木橋百貨店、ヤオコー、コープなどの大小様々な商業施設があります。
 明治6年4月30日に開校し、141周年を迎えました。昭和20年8月の熊谷大空襲で校舎が焼失しましたが、「西校は校舎は焼失したが、西校教育は健全なり」と学区内に貼り、地域に伝えました。そのような教育にかける情熱を今もなお受け継いでいます。
 児童数は633人、21クラスです。また最近のゆるキャラブームに乗っかって、西小にもニッシー君が誕生しました。卒業式や入学式では子どもたちは大喜びでした。
知、徳、体の、バランスよい児童の育成を目指し、家庭・地域と手を携えて児童の夢を育む学校を目指しています。また地域との深いかかわり合いと関連して、子ども110番の家ののぼりを作成し、認知度向上、防犯対策を強化しました。

 本校を代表する活動を2点紹介します。まずは「校風・家風つくり部」の活動です。問題点―①子どもが悪いのは学校が悪い、いや家庭が悪い、社会が悪いといった責任転嫁 ②無関心や虐待といった親子の絆の弱体化――。改善策として学校と家庭の絆を深める共同作戦が「校風・家風つくり部」の活動です。先生と保護者が一緒に会議をして、年4回のキャンペーンを行います。
 平成24年度はこのような活動を行いました。
 1、目を見てあいさつ大作戦
 2、早寝・早起き、寝ている間に大成長
 3、美しい言葉づかいキャンペーン
 4、見て見て連絡帳キャンペーン
 全家庭、全児童、全教師が共通のキャンペーンを行うことでお互いの協力関係が強固になり、またより良い生活習慣・学習習慣の確立と徹底を図ることができました。

 続いて西小おやじ倶楽部の活動です。
 活動の中で児童が多く参加したものに、お囃子体験とサマーキャンプがあります。その成果としてはつぎのようなものがあるといえます。
 ①親と子が一緒に活動を行うことで、子どもたちと共通の話題を持つことができています。そのことは家庭での教育にも生かされています。
 ②子ども同士はもちろん、たくさんの大人とも話す機会をもつことができ、コミュニケーション能力の向上に役立っています。
 ③保護者同士がたくさん顔を合わせることで、地域の子どもを知ることができます。
 昔は近所の人がよくないことをした子どもたちを叱るという場面が見られました。地域の人が子どもたちをときには叱ることで非行の防止や、地域の防犯にも役立っていると思います。

 さて本校のベルマーク活動について紹介します。
 本校のPTAには4つの専門部委員会があり、ベルマーク活動は厚生委員会が担当しています。厚生委員会は各地区より選出された専門委員から成り立っていて、今年度は19人で活動しています。また、毎年、各学年より1クラス4~7人のベルマーク整理ボランティア委員の協力を得ています。今年度は116人のボランティア委員に協力頂くことになり、厚生委員とボランティア委員の合計135人でベルマーク活動に取り組んでいます。
 また、厚生委員会はベルマーク活動の他に、学校主催で年2回行われる「学校保健委員会」に参加して、保健委員の児童の発表や講師の先生のお話を聞いています。終了後には、そのお話をもとにした内容の「学校保健委員会だより」の作成、発行も行っています。また、学校外にて行われる講習会にも年3回参加し、子どもの健康などに関する勉強もしています。

 ベルマーク運動には昭和37年2月14日から参加し、平成10年に累計400万点を達成、平成19年にショウワノートよりベルマークを多数集めた事について感謝状を頂き、平成20年に累計500万点を達成してベルマーク財団より表彰されました。平成24年度のベルマークの合計点数は14万3500点で、これまでの総累計は543万4955点になりました。

 本校のベルマーク活動は、①学校内での取り組み ②地域の方々の協力 ③厚生委員会の活動、の3つによって成り立っています。
 本校には5、6年生の児童で構成されているJRC委員会があります。毎年5月にJRC加盟式が行われ、委員会活動が始まります。学校からは各家庭にベルマーク袋が配られ、中にベルマークを入れて、月1回行われるJRC活動の日に合わせて持って行く事になっています。
 JRC委員の児童は、集まったベルマークを1~10番まで、11~20番までといった具合に番号別に仕分けをし、ベルマーク用の棚の引き出しに入れます。仕分けできなかった物は、専用のかごの中にまとめて入れています。
 この仕分けしきれていないベルマークが年々たまっていき、処理しきれていないことが毎年の課題でした。また、教室では、リコーダーのケースや学習ノートに付いているベルマークを児童が切り取って集めるなど、学年やクラス全体でも収集作業に取り組んでいます。さらに、事務室にもベル箱を設置し、先生方にもご協力を頂いています。
 学校だよりやホームページにもJRC活動の様子を載せて、校外へも広く情報を公開していますので、ぜひ、熊谷西小学校のホームページをご覧ください。

 地域との関わりについてお話します。
 平成24年度より敬老会のご厚意により、児童が仕分けしきれなかったベルマークを、仕分ける作業にご協力を頂き、大変助かっております。また、校外8ヶ所のスーパー、公民館、郵便局などにベル箱を設置させて頂き、地域の方々にもベルマークを集めて頂いています。それを委員会のほうで定期的に回収に行き、集計に加えております。

 厚生委員会の活動についてです。
 ベルマーク整理作業は、月1回、JRC活動の日に午前9時30分~正午まで、厚生委員とベルマーク整理ボランティア委員が毎回25人ほど集まって行っています。JRC委員の児童と敬老会の方々によって仕分けされたベルマークをさらに会社別、点数別に仕分ける作業、それを10枚ひと組にまとめるのが基本の作業です。
 そして年2回、9月と2月に、10枚にまとめたベルマーク、まとめられていないベルマークも全て集計し、ベルマーク財団に発送しています。最近はインクカートリッジやトナーカートリッジも多く出されるようになり、その仕分け、発送を行っており、集計の点数アップにつながっています。
 本校では、ベルマークの作業が効率よく行えるようにするために工夫している事があります。1つめは、10枚にまとめたベルマークを保管する棚の引き出しの中を、牛乳パックで作った箱で仕切り、その中に10枚にまとめきれなかったベルマークを入れるようにしています。そうすることで、次の回の作業の時に牛乳パックの箱ごと取り出して、スムーズに作業の続きを始めることができます。
 2つめは、ベルマークの仕分けをする時に、不用になった紙を折って作った箱を用意して、その中にベルマークを入れるようにしています。紙さえあればいくつでも箱を作ることができ、コストもかからず、大変便利です。この紙箱には鉛筆で会社名、番号、点数を書き入れています。白い紙で作ってあるので、書いた字も読みやすく、消して書き直すこともできます。また、中に入れたベルマークもよく見えるので、入っている量の確認もしやすいです。箱はベルマークが入ったまま平たくたたんだり、そのまま積み重ねることもできるので、片付ける時に場所を取らないのでとても便利です。
 3つめは、集計作業に必要な計算機、計算用紙、筆記具などの備品を不足のないように購入し、効率よく作業を進められるように環境を整えるようにしています。また、各委員さんに会社を割り当てて責任をもって集計をして頂いています。
 このようにして、ベルマーク活動に取り組んでいます。月1回の作業は、子育ての情報交換などをしながら、和やかな雰囲気の中で行われています。

 ベルマーク預金の使い道として、22年度は黒板消しクリーナー、鉛筆削り、Tボールのセット、23年度はボール入れかご、レクリエーションバレーボール、24年度は、鉛筆削り、デジタルカメラを購入しました。今年度は運動会に使用するためのテントの購入にむけて、年度を越えての点数を積み立てることにしています。
 ベルマークを整理、集計、発送する作業は大変細かく根気のいる事ですが、一つ一つのベルマークがいろいろな人の手によって集められたのだと思うと、そのどれもが子どもたちへの思いにつながっているのだと感じ、その思いを大事にしていきたいという気持ちになります。
 ~すべては子どもたちのために~。私たちは、これからも学校と家庭と地域とで協力しあい、息の長い活動をしていきたいと思います。
  
(スライドショーを使って発表)
=熊谷市立文化センター

(2013/02/13)

     あなたの愛が鳴り響きます。
            ベルマークから、ありがとう。

ベルマーク教育助成財団 tel:03-5148-7255