学校訪問


達成校目次

★ 400万点達成校を訪ねました!

岩手県一関市立山目小学校 子どもたちが収集、仕分けまで
岐阜県大垣市立墨俣小学校 児童会とPTA、地域が一体の活動

★ 300万点達成校を訪ねました!

福島県会津若松市立一箕小学校 目標回収率達成クラスに「がんばり賞」
埼玉県杉戸町立泉小学校 地域とスクラム、7カ所に回収箱
静岡県伊東市立南小学校 参加29年、継続しての取り組みで成果
奈良県天理市立朝和小学校 自宅で仕分け、最終集計は学校で
山口県防府市立華城小学校 「役に立ちたい」児童委員会がマーク回収

★ 200万点達成校を紹介します!

神奈川県綾瀬市立綾瀬小学校

400万点達成校を訪ねました!

子どもたちが収集、仕分けまで

岩手県一関市立山目小学校
 岩手県一関市の中心部にある市立山目(やまのめ)小学校(伊藤文男校長 609人)の校舎屋上には、小学校にはとても珍しい天体ドーム(直径4メートル)があります。1975年(昭和50年)に創立100周年記念事業としていまの校舎ができたとき、地域の人たちからお祝いに贈られたそうです。
児童会のベルマーク委員たちが仕分け作業を進めます 毎年8月と12月に、地域の人たちを招いて星座観察会を催します。千葉悟副校長の話では、予約制で先着3、40人が定員ですが、いつも希望者がかなりオーバーするそうです。この夏の日食のときは、子どもたちに見せたい、と先生たちが準備をしましたが、曇って観測できなかったそうです。
 地域の人たちはふだんも学校に協力的で、水曜6時間目のクラブ活動で、生け花やお茶、囲碁、将棋は地域の人たちから教わります。秋の文化祭では、子どもたちの生けた花がずらりと並び、自分の子どもからお茶を振る舞われる父母も多いそうです。
 この学校が、1972年(昭和47年)にベルマーク運動参加以来の累積400万点を達成しました。
作業の途中、6年生の委員たちの卒業アルバム用写真の撮影も 活動は、児童会のベルマーク委員会と、PTAのベルマークボランティアが中心に進めています。ベルマーク委員は、5、6年生の各クラスから1人ずつで合計20人、PTAのボランティアも約20人です。
 回収は年3回行います。子どもたちはベルマークを入れた回収袋を、各クラスの回収ボックスに入れます。クラスの委員が回収して枚数を記録します。
 仕分けは月に2回、月曜の6時間目にある委員会活動の時間に作業をします。3、4人のグループに分かれてマークを仕分け、企業の印が張られた牛乳の1リットルパックに入れます。
 集計は、ボランティアたちがそれぞれ家庭で作業します。以前は、PTAの委員会が受け持っていましたが、負担が大きい、などの声が出て、年度初めにボランティアを募るようになりました。ベルマーク委員会担当の伊藤和絵先生は「自ら手を上げた方たちなので、作業への取り組みも積極的で、一晩で集計する人もいらっしゃいます」と話していました。
小学校には珍しい天体ドーム=いずれも一関市立山目小学校で 計算やシートへの記入は、伊藤先生ら担当の2人の先生が受け持ち、おもに年度末に財団へ送ります。
 これまでに一輪車や電波時計などを購入しましたが、昨年は図書館の本を買いました。近年市の財政が厳しく、図書費が削られているそうで、今年度分も図書の購入に充てることになるようです。
 9月初めの活動日に訪問したら、作業の途中に、卒業アルバム用に6年生の委員たちの写真撮影がありました。委員長の高橋成希君は「みんなで集まって(作業を)するのが楽しいです。小さなマークだけど、ためるといろんな物が買えたりすることがすごいと思いました」と話していました。

《写真上から》
・児童会のベルマーク委員たちが仕分け作業を進めます
・作業の途中、6年生の委員たちの卒業アルバム用写真の撮影も
・小学校には珍しい天体ドーム=いずれも一関市立山目小学校で

400万点達成校を訪ねました!

児童会とPTA、地域が一体の活動

岐阜県大垣市立墨俣小学校
 岐阜県大垣市の市立墨俣小学校(伊東敬一校長、273人)のベルマーク送票点数が、累計で400万点を突破しました。ベルマークの仕分け、集計作業にあたるPTA厚生委員会のお母さん方ベルマーク財団の前身である教育設備助成会は1960(昭和35)年度に設立され、初年度は全国で2263校が参加していますが、その中の1校です。児童数は決して多くありませんが、児童と保護者、地域の人たちが一体となった活動で、県内10番目、市内では5番目の大台到達を果たしました。
 活動の中心は児童会のボランティア委員会(石原将輝委員長、20人)とPTAの厚生委員会(水野由美委員長、7人)です。子どもたちは毎月2回(原則1、15日)、家からベルマークを持ち寄ります。これをボランティア委員が回収し、PTAに届けます。昨年度は強化月間を設定し、30枚以上持ってきた児童を表彰しましたが、今年は「少なくてもいいから、継続してほしい」という石原委員長の考えで、毎回欠かさずに持ってきた児童に感謝状を渡すことにしています。
 集まったベルマークの仕分け、集計は厚生委員のお母さんたちの仕事です。月に1回集まっています。夏休み後とか、地域の協力が多かったときなどはベルマークが大量で午前中に終わらず、昼食持参で作業をすることもあるそうです。
 同小は旧墨俣町内で1校だけの小学校で、地域の人たちの愛着が、とりわけ強い学校です。運動会などの学校行事には多数の住民が駆けつけ、児童らも地域の祭礼などに積極的に参加しています。ベルマークでも、回覧板での呼びかけに応じたり、商店や公共施設計7カ所に置いてある収集箱に投入したりして積極的に協力。廃品回収に合わせて届けてくれる住民もいます。
ベルマーク財団からの感謝状を持つ石原ボランティア委員長(前列中央)を囲んで記念撮影。前列右端は水野厚生委員長=いずれも岐阜県大垣市の墨俣小学校で 同小が送った点数は、07年度は11万6千余点で県内9位、昨年度は7万5千余点で25位など、恒常的にランクインしています。たまったベルマーク預金で、これまで大型ヒーターや掛け時計などを購入。今年度は約10万円でウオータークーラー、約6万円でドッジボールを買い、全校児童に披露しました。
 同小のすぐ東を清流で知られる長良川が流れ、近くには一夜城として有名な、秀吉が築いた墨俣城があります。源平合戦の折の古戦場もあり、歴史豊かな土地柄です。06年に墨俣町が大垣市と飛び地合併した後、地域をアジサイの花でいっぱいにしようという機運が高まり、同小でも「あじさい活動」が始まりました。堤防に親子で苗を植えたり、校内のプランターでアジサイを育てたりしています。

《写真上から》
・ベルマークの仕分け、集計作業にあたるPTA厚生委員会のお母さん方
・ベルマーク財団からの感謝状を持つ石原ボランティア委員長(前列中央)を囲んで記念撮影。前列右端は水野厚生委員長=いずれも岐阜県大垣市の墨俣小学校で

300万点達成校を訪ねました!

目標回収率達成クラスに「がんばり賞」

福島県会津若松市立一箕小学校
 福島県会津若松市は、ことし6月掲載の「達成校訪問」で紹介した同市立謹教小学校の記事の中でも触れましたが、幕末の悲劇として伝えられる白虎隊ゆかりの地です。
仕分け作業をするベルマーク委員会の子どもたち(一箕小学校提供) 少年藩士たちが自刃した飯盛山は、会津若松駅から東へ約2キロメートル。そのほぼ中間に同市立一箕(いっき)小学校(林泰嗣校長、711人)があります。3年後の2012年に創立100周年を迎える伝統校です。この学校が、1984年(昭和59年)にベルマーク参加以来の累積300万点を達成しました。
 同校のベルマーク活動は、児童会のベルマーク委員会とPTA教養委員会が中心です。ベルマーク委員会は、5、6年生の児童18人が委員になっています。PTA教養委員会には、委員長の小椋佳子さんはじめ25人の委員がいます。
 ベルマークの収集は、毎月末3日間をあてています。ベルマーク便りや校内放送で知らせ、ベルマーク委員が各教室を回って、子どもたちが収集袋に入れて持ってきたベルマークを集めます。仕分けは、月1回の活動日や昼休みにベルマーク委員たちが作業します。ここまでが子どもたちの受け持ちです。
ベルマーク委員18人が勢ぞろい(同) 点検と計算は、PTA教養委員の役割です。ほぼ2カ月おきにある授業参観の日が集まりやすいので、PTAルームで午前中2時間ほどかけて作業します。財団への発送は、去年は1回でしたが、ことしは2、3回に分けようと考えているそうです。
 たまったポイントで1年おきに物品を購入していて、去年はキーボード1台とミシン5台、CDプレーヤー2台を買いました。
 ベルマーク委員会担当の小林和子先生は、去年担当になって、「回収率」を導入しました。ベルマークを持ってくる子どもの数を全体で割って回収率とします。昨年度末で50%だったのを、今年度は目標を「70%」にしました。クラスごとに集計して、目標達成のクラスには「がんばり賞」を出しています。
財団からの感謝状と左から小林先生、PTA教養委員会の小椋委員長、林校長、山田教頭=いずれも会津若松市立一箕小で その効果もあって、今年は6月80%、7月71%と続けて目標を達成しています。
 同校は、俳句作りに力をいれてきました。小林一茶ゆかりの東京・足立区の炎天寺を中心に50年近く前から続いている「一茶まつり全国小中学生俳句大会」で、小学校の部の最高賞である「学校賞」を何度も受賞してきました。最近では、おととしまで7年連続で受賞しました。同窓会から、ごほうびに「日本一おめでとう」の横断幕も贈られています。
 総合学習など授業で俳句作りをよく取り上げ、外部の宗匠の手ほどきも受けています。山田幸司教頭は「修学旅行先などでもすぐに俳句が浮かぶ子が多く、子どもたちは俳句作りが習慣化しているようです」と話していました。

《写真上から》
・仕分け作業をするベルマーク委員会の子どもたち(一箕小学校提供)
・ベルマーク委員18人が勢ぞろい(同)
・財団からの感謝状と左から小林先生、PTA教養委員会の小椋委員長、林校長、山田教頭=いずれも会津若松市立一箕小で

300万点達成校を訪ねました!

地域とスクラム、7カ所に回収箱

埼玉県北葛飾郡杉戸町立泉小学校
 埼玉県杉戸町の泉小学校(杉本三郎校長、314人)が、300万点を達成しました。ベルマーク運動に参加して36年、杉戸町内では初めての達成です。
学校のシンボル「古代住居」の前で、喜びの厚生部員の皆さんです。前列右側から、杉本校長と300万点感謝状を持つ國分委員長、今年購入のデジカメを持つ川曲朋子副部長。 同小は、児童は少人数ですが地域の協力も大きく、公民館や商店など7カ所にポスターを張り、回収箱を設置して年間6〜7万点以上集める活動が続いています。
 活動を支えているのはPTA厚生部(國分真希部長)12人です。各クラスから1人選出の厚生部員は、8月を除く、月の25日前後に、午後1時30分から学校のミーティング室に集まり、回収したベルマークを会社別に仕分ける作業を行います。中央に置いた会社別の仕分け容器は、イチゴやカップヌードルの入れ物を利用。各自が手元で分けたマークを一つにまとめます。9月は、夏休み後でマークがたくさんあります。「あったあった、バナナのマーク。キャンペーンのぬいぐるみ目指しているのよ」、「ここに、おにぎりのマークがいっぱいあるよ。大きめに切ったほうが数えやすいね」と楽しそうです。その後、点数別に分けるのは自宅で行い、負担を少なくしています。さらに、同じ会社を受け持つ事で、回数を重ねるたびにマークに慣れ、能率を上げているのもポイントです。都合でお休みした時は、出来る人がその人の分を受け持ち、お互いが無理のない活動をしています。
 7月、12月、3月は集計月として、各自がまとめた点数明細をみんなで確認したのち、送り状を作成して財団に発送します。國分部長は「ホームページで見た新ベルマーク商品の情報や、収集の際の注意点などを、随時お知らせしていきたい」と話していました。
仕分け作業では話もはずみ、仲の良さや思いやりがみられます=いずれも埼玉県杉戸町立泉小学校で 泉小の近くにある鷲神社の境内では、1984年、およそ1500年前の竪穴式住居跡が発見され、住居内からは、魚捕り用の網やかめ、砥石などの庶民の生活跡を示す貴重なものが多数発見されています。そこで学校では、保護者、地域の方の協力で、古代住居を復元しました。現在校庭にある物は2代目のもので、学校のシンボルとなっており、教育にも活用しています。体験学習として古代米の翠米(みどりまい)を、昔ながらの手法で5月に田植えし10月に稲を刈り取るまで行い、大地の恵み、天の恵み、豊作に感謝して、毎年「古代まつり」が行われます。個性豊かに作り上げた古代服を着て、大昔に行われた方法で火をおこし、刈り取った古代米を「飯ごう炊飯」をして、地域の皆さんと味わい盛り上がるそうです。

《写真上から》
・学校のシンボル「古代住居」の前で、喜びの厚生部員の皆さんです。前列右側から、杉本校長と300万点感謝状を持つ國分委員長、今年購入のデジカメを持つ川曲朋子副部長。
・仕分け作業では話もはずみ、仲の良さや思いやりがみられます=いずれも埼玉県杉戸町立泉小学校で

300万点達成校を訪ねました!

参加29年、継続しての取り組みで成果

静岡県伊東市立南小学校
 静岡県伊東市立南小学校(道下幸夫校長、児童789人)のベルマーク累計点数が、運動参加29年で300万点に到達しました。
学校の工作室で年に7回、ベルマークの仕分け作業をしています 活動の中心はPTAです。母親部会の稲葉徳子さんを責任者に、ベルマーク部会(小川由紀子部会長)の22人が学校の工作室に集まり、仕分け作業をしています。北條操PTA会長は「できるだけ途切れさせず継続して取り組んできた成果だと思います。地域の方たちからの協力もありがたいことです」と話しています。
 ベルマーク部会では、まず年度初めに全家庭に「ベルマーク運動ご協力のお願い」を配布。必要に応じて、懇談会の場などで気をつけてほしい点を連絡します。
 回収日は年7回で、5日ほど前に担任の先生が子どもたちにベルマーク袋を配ります。袋の裏には、脱退したのに今でもマークが届く「ライオン」「ネピア」「カルピス」などの企業(商品)名を印刷、これらのマークを中に入れないよう呼びかけています。ベルマーク回収では、地域のドラッグストアーやスーパーにも収集箱を置き、協力してもらっています。
 ベルマーク預金で、これまでに教育ソフトのライセンスや学校図書などを購入しました。今年度は、懇談会の場で保護者に希望を出してもらい、何を買うかを相談していく予定です。
ベルマーク財団からの感謝状を囲んで記念撮影=いずれも静岡県伊東市の南小学校で
 1969(昭和44)年に創立された同小は、伊豆半島の小中学校の中で児童数が一番多い学校です。06年度から書道に重点的に取り組んでいて、書道専用の特別教室もあります。1、2年生は毎日毛筆を握っていて、「心の落ち着き、思いやりの心が育っています」と道下校長は評価しています。
 活発なPTA活動も特徴で、年に2回は校内環境整備の奉仕作業に従事。下校時に合わせた通学路の見回りも、ボランティアで実施しています。

《写真上から》
・学校の工作室で年に7回、ベルマークの仕分け作業をしています
・ベルマーク財団からの感謝状を囲んで記念撮影=いずれも静岡県伊東市の南小学校で

300万点達成校を訪ねました!

【タイトル】

奈良県天理市立朝和小学校
 奈良県天理市の朝和小学校(福井勇次校長、521人)のベルマーク収集点数が1976年に参加以来の累計で、300万点を超えました。
賞状を手に300万点達成を喜ぶPTA厚生部長の前川仁美さん(中)、副部長の小林晴恵さん(右)、島田裕司教頭(左)=奈良県天理市の朝和小学校で ベルマークを担当するのはPTA厚生部(前川仁美部長ら10人)。部員は学級委員や地区委員からくじ引きで選ばれます。
 子どもたちは毎月10日にベルマークを持っていき、各クラスのベルマーク箱に入れます。それを職員室に移し、PTA厚生部役員は毎月15日ごろ、集まったベルマークを部員に等分に分け、子どもを通じて渡します。
 部員は自宅で会社番号別、点数別に分け10枚単位にまとめておきます。毎月ためておき、学期に1回、全員が集まって最終集計、発送します。働いている人も多く自宅で作業するほうが良い、ということです。これまでにコピー機などを購入しました。
 朝和小は夏休みの宿題、校内の作品展など発明工夫活動が盛んです。創意工夫育成功労学校として科学技術庁長官賞を5回受けているそうです。

《写真》賞状を手に300万点達成を喜ぶPTA厚生部長の前川仁美さん(中)、副部長の小林晴恵さん(右)、島田裕司教頭(左)=奈良県天理市の朝和小学校で

300万点達成校を訪ねました!

「役に立ちたい」児童委員会がマーク回収

山口県防府市立華城小学校
 日本三大天満宮で知られる防府天満宮のある山口県防府市の華城(はなぎ)小学校(寺内淳校長、819人)がベルマーク累計点数300万点を達成しました。県内では43校目、ベルマーク運動に参加して28年です。
ベルマークを仕分けするベルリン委員会の子どもたち。にぎやかで楽しそうです
 華城小は、毎月15日を「ベルマークの日」と定めていて、子どもたちがベルマークを持ち寄ります。集まったマークは、5〜6年生の児童13人が入っているベルリン委員会が回収して、委員会活動の時間に協賛会社別に仕分けします。「活動の時間」だけで終わらないこともあり、子どもたちが自主的に昼休みに仕分けすることも多いそうです。
 委員会は、ベルマークだけでなく、缶入り飲料水などのリングプルタブも集めていて、車いすと交換し、お年寄りの施設などにプレゼントしています。ベルマークの「ベル」とリングの「リン」でベルリン委員会と呼んでいます。
 子どもたちが仕分けしたマークは、PTAベルマーク委員会(藤本勝枝委員長、10人)が自宅で点数別に仕分け・集計して毎月1回、学校で全体集計し、学期ごとにまとめて発送します。
 10月下旬に子どもたちの活動を取材しました。教室の床にベルマークを並べて「×番のマークはある?」「これだ、これだ」。整理が終わったマークを提出。左奥はPTAベルマーク委員会のお母さんたち=いずれも山口県防府市の華城小学校でにぎやかで楽しそうです。
 ベルマーク委員会のお母さんたちも子どもたちが作業するのを見るのは初めてで、委員長の藤本さんは「熱心に取り組んでくれていたのですね」と、感心した様子でした。ベルリン委員会委員長の大垣翔太朗君(6年)は、5年生のときは別の委員会だったそうですが、「人の役に立つことをしたかったので、6年から入った。ベルマーク集めは面白い」と話してくれました。
 華城小にはベルリン、ランチ、フラワースクール委員会など14の児童委員会があります。毎月1回の「なかよし朝会」で、それぞれの委員会活動にちなんだ劇やクイズなどをして、活動のPRと協力を呼びかけています。

《写真上から》
・ベルマークを仕分けするベルリン委員会の子どもたち。にぎやかで楽しそうです
・整理が終わったマークを提出。左奥はPTAベルマーク委員会のお母さんたち=いずれも山口県防府市の華城小学校で

200万点達成校を紹介します!

神奈川県綾瀬市立綾瀬小学校
 宇根真琴校長、691人。今年で創立109年目、市の中心部の住宅街にあり、児童数が年々増えているため年末からは校舎の新築工事が始まります。樹齢100年を超すクスノキがシンボルで、11月にPTAが主催して開くクスノキ祭りは、地域の人も参加し、餅つきや昔の遊びなどをして交流する名物イベントです。ベルマーク活動は参加して28年になり、5、6年生のベルマーク委員会24人と、PTA学級委員40人が協力。児童は、学級ごとにあるベルマークボックスから収集するだけでなく、番号別に仕分けまでします。集計、送票はPTAですが、学級委員以外にも手伝ってもらうことがあります。呼びかけは夏休み明けの収集を目ざして7月にベルマーク便りを発行しました。これまでにデジカメやボールなどを購入しています。
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